祝福されたバット
20140129
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熱血感動クリエーター
西田ひでき氏 ブログ転載
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祝福されたバット
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皆さん、おはようございます。(^O^)/
今日も、N.V.ピール「積極的考え方の力」からご紹介します。(^O^)/
テキサス・リーグのサンアントニオ・クラブの監督だった
ジョシュ・オライリーは優秀な選手を擁し、打率が3割以上の
選手が七人もいたので、だれもが、
このチームは簡単に優勝するだろうと思っていました。
ところが、このチームはスランプに陥り、最初の20試合で17試合も
負けてしまいました。選手たちはどういうわけか打てなくなりました。
そして、互いにほかの選手を非難し始めました。
その年弱かったダラス・クラブと戦っても、サンアントニオが
放ったのはたったの一安打だけ、しかもピッチャーが打ったヒットで、
当然その日は大敗でした。
試合後、宿舎では、選手たちは浮かぬ顔でいました。
オライリー監督は、選手たちのスランプの原因が彼らの
「間違った考え方」にあると分かっていました。
選手たちは、ヒットを打てると信じていなかったし、勝てるとも
思っていなかったのです。初めから負けると思っていたのです。
彼らは勝利ではなく「敗北」を考えていました。
彼らの気持ちは、期待ではなく「懸念」のほうに傾いていました。
こういう「ネガティブな心の持ち方」が彼らの力を抑えつけ、
筋肉を硬くし、タイミングをはずさせていたのです。
チーム全体には、微塵もリラックスした力が流れていなかったのです。
ところで、当時、シュレイターという説教師が
この近隣で人気がありました。
群衆は彼の説教を聞きに集まり、たいていの人は彼を信じていました。
オライリー監督は選手の一人ひとりに、持っている最上のバットを
二本貸してくれと言いました。
そして、自分が帰ってくるまで宿舎に残っているように命じました。
彼はバットをキャリーに積んで出かけ、一時間後、
喜び勇んで帰ってきました。
そして、選手たちに「あのシュレイターがバットを祝福してくれたので、
今や負けるはずのない力がある」と告げると、彼らは驚きながらも
とても喜びました。
果たして翌日の試合では、彼らは完全にダラスを圧倒しました。
37安打、20得点という大勝利でした。
それ以降、彼らはただ一直線に優勝街道を邁進したのです。
この事実は、シュレイターのカリスマ性とは関係なく、選手の心に何かが
起こったことを示しています。
「考え方」が変わったのです。
彼らは「疑い」ではなく「期待」をもって考え始めました。
「最悪」でなく「最善」を期待するようになりました。
「ヒット」と「得点」と「勝利」を期待し、それを獲得しました。
彼らは求めるものを獲得する力を持ったのです。
バット自体は何も変わっていませんでしたが、
それを使う人の心には確かに変化が起こったのです。
今や彼らはヒットを打て、得点でき、勝てると知りました。
一つの「新しい考え方」が彼らの心を変えて、創造的な「信仰の力」
を働かせるようになったのです。
o(^-^)o
「信仰心とは、この世の常識が常識としてそのまま通用する世界に
あるものではなく、この世とあの世との壁を破って、本来、仏の世界に
おいては起きるべき事実を、この三次元世界に起こすためにあるものである」
(『発展思考』より)
熱血感動クリエーター
西田ひでき氏