
箴言集 「病の時に読む言葉」 大川隆法 著
「病の時に読む言葉」94 人を愛することができる喜び。憎んでいた人と和解できる喜び。
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自分の考えを相手に伝えられる喜びがある。それは、相手の気持ちが理解できる時の喜びと相対するものである。言い換えれば互いに理解し合える間になるということである。
憎む場合は、自分の不利益になることを相手からされた時である。その憎む相手とは、先に自分の行いや言葉で傷つけたことへのお返しであったことであろう。
無関心であったならば、憎むことはない。
この原因結果(因果の理法)に気づけば和解できるのである。
和解の方法は、先に反省することである。つまり現在自分の心を乱している人=憎んでいる人と和解でき、この心の乱れがなくなることであろう。
憎んだまま墓場へ持っていく必要はなくなるからである。
実は死んでからあの世へ持っていけるのは心だけなのである。墓場まででは終わらないのである。故に憎んだまま死ぬと、地獄行きになるから、和解しておけば魂の喜びになるのです。
嬉しいことではないだろうか!