朝のバイトが終わり、ツバメの様子を見に行くと、もう親鳥は居ませんでした。
少しずつ大きくなった雛ちゃんたちの、ジージーという鳴き声が聞こえます。
でも近くに親鳥の気配もなく、危険を知らせる声も鳴いときは、じっとじっと頭を低く下げてます。
でも、どこにでも居る居る。好奇心旺盛な子が。。
見えているのかどうか。まだ長屋の中は暗くISOを上げて撮ってみましたが・・・
この時間はやめましょ。。雛ちゃんのためにも。。
でも、親鳥は必死になって飛ぶ虫を何十回も取って戻ってきます。
もし・・その親鳥の餌取りが下手くそだったら・・・・? とか想像してしまいました。(*≧m≦*)
小雨が上がりの庭には、咲きそうなノウゼンカズラに蜘蛛の巣。
まあるく巣を張った蜘蛛は、さぞかし居心地の良い家が作れて満足でしょう。。
蜘蛛の巣。。
ただ上から下へ下りています。
本日、まだ若い35才の青年の告別式に参列してきました。
夕べの通夜では、涙の無かった幼い子らが、今日は動かないパパを見て小さなハンカチで涙をぬぐっていました。
祭壇の敷物の模様が気になったり、玄関の蟻と遊びたくなったり、時にその場所にそぐわない様子がまた涙を誘いました。
生まれた時から、どれだけ愛おしく可愛いと育ててきたのでしょう。
その記憶がぷつりと絶たれてしまって、この子たちはその記憶をどこにしまうのでしょう。
わずか数年の親子だった記憶は人の伝える言葉でしか分らないものになってしまうのでしょうか・・
お兄ちゃんでさえまだ6歳。きっとこの子がママを支えてしっかり強く成長するのだと。
今日からそこから、そのお兄ちゃんの肩にはずしりと重たいものが見えます。
それは無言のパパからのバトン、参列した皆皆さんの思い、希望なのでしょう。
残った家族には励ましの言葉をかけることが出来ます。
支えることもできるでしよう。
でも、逝ってしまった人になんて声をかけるのでしょう・・・・