たそかれの散策

都会から田舎に移って4年経ち、周りの農地、寺、古代の雰囲気に興味を持つようになり、ランダムに書いてみようかと思う。

酷暑に勝つカレー? <おいしい夏 ホワイトカレーで免疫整え>を読みながら

2018-08-17 | 人間力

180817 酷暑に勝つカレー? <おいしい夏 ホワイトカレーで免疫整え>を読みながら

 

今朝は4時過ぎに目覚めてしまいました。さすがにまだ薄暗く、薄明の中で雲がぼんやり明るさを保っていました。それでも野鳥の声がすでにこだましています。なぜ目覚めが早かったか、やはりひんやりというか、寒さを感じたからです。しばらくたって温度を見ると22度でした。天気予報通りでしょうか。

 

それでも日中は30度を超えるとのことでした。毎日、酷暑、熱中症の話題に事欠きません。暑すぎると食欲もなくなるのでしょうか。他方で、今年は冷たい飲料水ボトルや氷菓といったものが品薄になるほど売れているそうです。

 

私は暑いときでも、できるだけ熱い飲み物を飲みます。朝はやはりホットコーヒーです。冷たい飲み物はできるだけ避けるようにしてきました。お腹を壊すといわれてきたのを墨守しているようです。

 

といっても、子供が幼い頃、氷を食べたり、氷菓ばかりをばくばく食べているのを注意していましたが、私の言うことを聞いてくれたためしがないのは親の力量のなさでしょうね。

 

子供はこども、私はわたし、無理強いはできません。とはいえ、私はおかげで、お腹を冷やさないためか?下痢をすることもなく、いたってお腹は調子がいいのです。夏がどんなに暑くても、熱帯調査時代を思い出し、あれにくらべれば楽なものと(暑い中冷えていないビールをがぶ飲みしたのを思い出します)、できるだけ冷たい飲料を少なくしています。

 

そのせいか、酷暑の夏も(今年も)、食欲がなくなるといったことはあまり経験したことがありません。いつも食欲があります。べつにウナギを食べたいとも思いません。ここで紹介しているカレーも好物ですが、夏ばて防止とか、健康のためとかで、食べたいとは思いません。

 

暑いときでも、氷の入ったような飲料は避け、生暖かいお水(水道水の水はまさにそれ、最初は暑いくらいです)でちょうどいいのですね。そしたらお腹も負担がなく、食欲が普通にでてくるんではないでしょうか。

 

とはいえ今朝の毎日記事<おいしい夏ホワイトカレーで免疫整え>では、ホワイトカレーが静かなブームということで取り上げられています。

 

<うだるような暑さで食欲が落ちるこの季節こそ、スパイスの利いたカレーを食べたい。最近注目を集めているのが、白っぽい色でマイルドな味の「ホワイトカレー」だ。ヨーグルトを使えば夏バテ防止にもなるという。>

 

この白色という色彩ではなく、白色を構成する食材とか、香辛料とかが有効なんでしょうね。

 

カレーの多様性とその効用という話になると、20年以上前に、カナダでの経験を思い出します。カナダ資源法研究所というところで席をおかしてもらっていたとき、後からインドの大学で准教授の職にあった人が隣の部屋にやってきて、知り合いになりました。彼は多くの論文をたくさん書いていましたが、彼の会話をきちんと聞き取れる研究員はあまりいなかったように思います。彼は、地方の、あるいは古いイギリス英語で、早口で話すのですが、別の言語のような語りなのですね。ま、私の英語は中身も話も貧弱でしたので、かれとはそれなりに通じ合いました。

 

そんなこともあり、彼に招待され、彼の家を訪れたのですが、そのとき私はひどい風邪で状態になり朦朧としていました。すると彼はインドから持参したカレー粉(相当な種類)を使って風邪を直すカレーを作ってあげようということで作り始めました。ところが、その料理の時間がとんでもないくらいかかり、私はいつの間にか寝入ってしまいました。

 

彼の声で目を覚ますと、テーブルにはカレーのお皿がのっていました。残念ながらどのようなものであったか、朦朧とした状態であったこともあり、一向に思い出せません。ただ、そのカレーを食べた途端に、体全体がじわっと生き返るように元気が出てきたのです。そうかカレーというのは薬にもなるんだと思ったのです。

 

長い思い出話になりましたが、毎日記事の方は、白さを売りにしているようで、<カレー関連商品の監修やメニュー開発などを手掛ける料理ユニット「東京カリ~番長」のリーダー、伊東盛(さかり)さん(49)に魅力を聞いた。「見た目にも新鮮で珍しい白い色、そして夏にぴったりの爽やかな味わい。一度食べたらクセになりますよ」>とのこと。

 

とりわけヨーグルト入りがいいそうですね。<数あるカレーの中でも、伊東さんが食欲の落ちる夏に薦めたいのがヨーグルトホワイトカレーだ。ヨーグルトが白さと酸味を加え、味に深みと奥行きを与える。体の免疫機能が整って夏バテ防止につながり、スパイスで食欲も増進するという。>

 

でも、子供にカレーを食べさせるとき、大人用の味だと辛すぎるので、ヨーグルトを入れることもあるんではないでしょうか。ま、真っ白にするほどはあまり聞きませんが。

 

ともかくレシピもいろいろ紹介されていますので、食欲不振の方は参考にされたらよいかと思います。

 

また思い出しましたが、熱帯地方に行っていて、カレーを好んで食べたという記憶はありません。むしろ、ある中国料理の店で出された食材は最高で、食欲がそそったことのみ鮮明な記憶で残っています。店といっても青空の下(夜食べるので星明かりのみ?)、新鮮な野菜や肉、魚を自分で選んで、これを作ってと頼むと、さっと作ってくれるのですが、これが見事な味なのです。食欲がそそり、いまもって、どこの有名料理店よりおいしいと思ってしまうのです。それはマレーシア領ボルネオの中央付近にあるへんぴな田舎町の小さなお店でした。セスナ機のような小型機か、船でないといけないところです。もう二度と訪れる機会はないですが、私にとっては熱帯の暑さに耐える体を維持してくれる料理でした。

 

今日はこれでおしまい。また明日。

 

 


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