◆20世紀末の一時期、新潟市民映画館シネ・ウインドの2階でこっそりと活動していた音楽ユニット「おうたのかい」。メンバーは、かつてのウインドの看板スタッフの渋谷(旧姓中川)珠子さん(愛称たまちゃん)、「王立宇宙軍オネアミスの翼」の監督として知られ、現在「蒼きウル」制作中のアニメ映画監督山賀博之さん、しがないミニコミ誌編集長オブナイの3人。渋谷さんが詞を書き、オブナイが曲をつけて歌い、山賀くんがそれに付きあう、という感じでやってました。
◆21世紀に入り、ウインド2階での活動はなくなりましたが、歌作りは折に触れて続けていました。で、発表の場もないまま作りためた曲を、YouTubeにアップしております。
◆今回は21曲目「SEASON」をアップします。21世紀に入って少したったころに作った曲です。たまちゃんの爽やかな歌詞にマッチする明るく軽快な曲になるように作りました。アレンジは例のごとくヤマハBY20、TASCAMの4chデジタルMTRでミックスダウンしました。
◆しかし、このときは仕事か何かに疲れていたようで、細かい作業ができず、とても雑で平板なアレンジになっています。1カ所、コードもおかしなところがあります。
◆でもまあ、曲自体はそれほどおかしくもないと思いますので、アレンジやボーカルのヘタクソさには、できれば目をつぶってお聞きいただけるとありがたいです(^_^;)。
◇以下に歌詞をアップします。
SEASON
詞・渋谷珠子 曲・オブナイ秀一
七つ目の秋が来て コスモスがまた咲いた
胸の痛み ずいぶんと 和らいだみたい
長袖を探す頃 思い出す人がいる
私なりの穏やかな 時を過ごしながら
少し疲れたり 悲しい気分の日は
アルバムを開くように あなたを思うの
ずっと好きだった 何の駆け引きもなく
あのころのピュアな私に 逢いたい時がある
だから大切な 人のままで心に
あなたは生きてる 恋は終わったけれど
テレビでは台風の 情報が流れ出す
レポーターのバックには 不意にあなたの町
守りたいものは 両手にあふれている
もう今はあなたのこと 追いかけはしない
ずっと好きだった 何のためらいもなく
きらめいて過ぎた 二度とは戻れないSEASON
ずっと好きだった 何の駆け引きもなく
あのころのピュアな私に 逢いたい時がある
だから大切な 人のままで心に
あなたは生きてる 恋は終わったけれど
今回の曲のYouTubeアドレス
https://youtu.be/LmNkNOvQM2o