◆新潟でひっそりこっそり人目につかず活動しているマボロシの音楽ユニット「おうたのかい」。今回はその33曲目をアップします。
◆今回の曲は「good girl」20世紀末か21世紀初頭に作った曲の一つです。作詞は当然渋谷珠子さん(たまちゃん)、曲はオブナイです。「少女」が「女」に変わるときの切ない緊迫感のある歌詞に合った曲を作ろうと努力しました。
◆伴奏・アレンジは愛用のヤマハQY20、録音・ミックスダウンは今はもう手元にはないTASCAMのカセットMTRです。
◆ボーカルはいつものようにやむなくオブナイですが、こういう歌は、私のようなオッサンではなく、やはり女性に歌ってほしいなあ、としみじみ思います。
◆てなわけで、お耳汚しではありますが、おヒマな折にでもお聴きいただけるととてもうれしいです。
◇歌詞を以下にアップします。
good girl
詞・渋谷珠子 曲・オブナイ秀一
窓をたたく雨の音が 強くなってきたから
もう帰れないわ ここにいさせて
とりとめのない話に 疲れたらキスをして
あわてないで焦らないで 私らしくなくても
もう友だちでは いられない夜
きしむ心の叫びが 聞こえたら抱きしめて
good girl 「いい子」だなんて言わないで
落ちてゆく瞬間に きっと人は飛ぶのよ
good girl そらした視線戻したら
これも私と気がついて 今夜
ごめんねって 昨日までの私なら ジョークにも
変えられたでしょう こんなシチュエーション
結んだ髪をほどいて あなただけ見つめたら
good girl いい子だなんて 言わせない
くちびるで伝えたい 熱い胸の痛みを
good girl 悲しい夜の雨音が
こんな私の声になる 今夜
good girl いい子だなんて言わないで
落ちてゆく瞬間に きっと人は飛ぶのよ
good girl 戸惑うほどに 女へと
変わる私を 受け止めて 今夜