今回のCDは、「ヘンデル:オラトリオ《ギデオン》」(NAXOS:8.557312-3)(ヨアヒム・カルロス・マルティニ指揮、フランクフルト・バロック管弦楽団(オリジナル楽器使用))(ライブ録音:2003年6月、エーベルバッハ修道院、ドイツ)です。「ヘンデル:オラトリオ《トビト》」(NAXOS:8.570113-4)と同様、ヘンデルの純正オラトリオではありません。ヘンデルに鍵盤楽器を師事したスミスという人物(John Christopher Smith (1712-1795))がヘンデルの死後、オラトリオ演奏の伝統を継承しようと試みて、ヘンデルの曲から素材を選び、スミス自身も作曲した音楽を付加し、同じくヘンデルと共に仕事をしてきたモレルが旧約聖書「士師記」から題材をとった新しい台本を書き、オラトリオ化したものです。ヘンデル純正作品ではないので聴くのにちょっと気合が入らないのですが、演奏も素晴らしく、楽しく聴いてしまいました。
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