今年で第4回となる「榛名湖リゾート・トライアスロンin群馬」にチームハルヒルで参加した。
3人で行う「リレー部門」だが、2人でチャレンジした。
【1周目】
T字を左折し、約1,300mの直線。
段々と勾配が急になっていく。
フロントギアをインナーに入れ、シッティングでじっくり走る。
【1周目】
遅い選手が現れると、右側からダンシングでパスしていく。
【1周目】
目の前に、坂の頂上。
この先を、左折していく。
【現在地】
V字型に左折する。
このコースで一番標高が高い場所。
この先のヤセオネ峠で、標高1,170m。
【1周目】
左折したと思うと、急な下り坂。
道路全面がコースとなる。
路面が悪く、途中に道路横断するグレーチング蓋のU字溝が数か所。
覆われていたが、注意して走行。
トライアスロン選手にロードバイクで戦うには、平地では勝てない。
「上り坂」と「下り坂」区間でタイムを稼ぐしかない。
路面が荒れていても、トップギアに入れて前を行く選手をパスしていった。
【1周目】
下り坂終わりのブラインド直角コーナーが目の前。
事前練習の成果で、ギリギリまでインを攻めていく。
【現在地】
コース裏側はさみしい。
係員の姿しか見ない。
【1周目】
コーナーを抜けると、平坦なストレート。
先ほどパスした選手たちに差を縮められてしまう。
【1周目】
ストレートが終わると小高い上り坂。
平坦なストレートのスピードのまま、背後からの選手にパスされてしまう。
フロントギアはアウターのままで、ダンシングで一気に駆け上がる。
【1周目】
上り坂の次は下り坂。
路面が悪く、車体やホイールを思うとゆっくり下りたいが、ここを必死で下らないとタイムを稼げない。
下り坂終わりに、榛名湖温泉ゆうすげ元湯の建物が見えてきた。
【1周目】
下り坂終わりのブラインド直角コーナーを、ギリギリまでインを攻めていく。
【現在地】
これから榛名湖畔を左側に見ながらの走行となる。
【1周目】
平坦な場所では、トライアスロン選手には敵わない。
接触しない様に注意しながら、右側にスペースを空けて、絶えしのぐしかない。
【1周目】
このコース唯一のエイドステーション。
少し勾配になった場所にあるので、スピードが落ちて良い場所。
寄ることなく、そのまま進む。
【1周目】
上りの終点は、目の前に旧榛名吾妻荘。
T字路を左折して下っていく。
【現在地】
ここからは下り坂で始まり、ほぼフラットなコースが続く。
【1周目】
お土産屋などの商店街へ。
【1周目】
この先から「追い越し禁止区間」。
その前までに良い位置をキープしたい。
【1周目】
「追い越し禁止区間」では、前の選手の背中だけ見て走る。
1周の中で一番ゆっくりできる。
ただ、遅い方の後ろに付いたときは、我慢するしかない。
抜いていく選手も居たが、ルールを守って走って欲しい。
【1周目】
「追い越し禁止区間」が過ぎてから、半端なく追い越される。
とにかく速い方ばかり。
【1周目】
大会会場付近になると、道路に応援者が多い。
【現在地】
もうすぐ1周となる。
【1周目】
無事、1周を終わる。
【現在地】
先ほど、この先から出てきたので、1周目が終わる。
昨年の「リレー部門」のリザルトを見ると、中間順位のタイムは1時間26分台。
初参加ということも考え、1時間30分のタイム表を作成した。
・ 1周目 18‘30“
・ 2周目 17‘30“
・ 3周目 17‘30“
・ 4周目 18‘00“
・ 5周目 18‘30“
ロードバイクに乗った時から計測した1周のタイムは、17‘19“。
「おやおや、予想外に速い」。
「もしかしたら」と、邪な事を考えてしまう。
【2周目】
坂の途中で、高崎市の広報担当が撮影していた。
「がんばれよ~!」と応援した。
【2周目】
榛名山と榛名湖を見ながら走るのも楽しい。
【2周目】
2周目が終了。
タイムは、15‘36“。
予定外の良いペース。
このままのペースを維持したい。
【3周目】
応援されると、頑張れる。
【現在地】
会場周辺道路は、時間とともに応援者が増えていく。
【3周目】
3周目が終了。
タイムは、16‘33“。
まだ、脚は攣っていないが少し疲れてきた。
【4周目】
エイドステーション辺りで、背後から声を掛けられた。
「追いつきましたよ」と。
先週、榛名山ヒルクライム走行会で、自分がA木隊長に掛けた言葉を返された。
声の主は、自分の中で”鉄人”と輝く E本さん だった。
M下くんのスイムのお陰で、約3分早くスタートしたのに4周目で抜かれたショックは大きい。
【4周目】
E本さんとの距離が開いていく。
このまま見えなくなって良いのか。
【4周目】
5周目のために残しておいた力を使って、E本さんに追いついた。
「追いつきましたよ」と、E本さんに告げた。
【4周目】
ペースを上げたまま進み、E本さんをパスした。
そのまま「追い越し禁止区間」に入った。
「このままの状態でゴールしたい」と、願いながら走った。
【4周目】
「追い越し禁止区間」を出て、しばらくすると、E本さんにパスされた。
そのままE本さんはハイペースで消えていった。
世の中、そんなに願うとおりにうまくいかない。
【4周目】
また、背後から声を掛けられた。
チームOKIの伊Tさんだった。
走る前に「今日は調子が悪くて、1時間30分ですよ」と、言っていたのに、好調な走り。
自転車乗りの話は“嘘”が多い。
【4周目】
伊Tさんの姿も消えていった。
【4周目】
2人に抜かれて、気分の滅入った4周目が終わる。
タイムは、16‘36“。
3周目とほぼ同タイム。
【5周目】
最後の周回となった。
「ハルヒル、頑張れ~」と言う声援を頂いた。
TRCパナマレッズのみなさんだった。
声援に応えるべく、積極的にダンシングで坂を駆け上がった。
【5周目】
前の周で頑張ったツケで、時折り脚が攣った。
この先を左折すれは、残すは直線だけとなる。
【5周目】
この先にゴールがあると思うだけでうれしい。
【5周目】
もう少しになった。
左側駐車場に自分の車を確認した。
【5周目】
目の前の赤いライン手前でロードバイクを降りるようだ。
赤いラインを越えてからの「トランジツョンエリア」では、ロードバイクを押して移動しなくてはいけない。
係員の指示に従って進んだ。
スタートしてからと同様に、何処を走って良いのかわからないまま進んだ。
他の選手の着替えを踏まない様に気をつけた。
「リレーゾーン」で、M下くんが待っていた。
焦ってそのまま行ったが、M下くんへ交代出来ない。
一旦、バイクラックにロードバイクを置いてから「リレーゾーン」で、交代しなければならない。
ルールを理解していない情けなさの中、計測用アンクルバンドをM下くんへ渡した。
彼はこれから、5Kmコースを2周しなければならない。
「ラン」は、いきなり激坂が出迎えてくれるハードなコース。
そして、上った分の急な下り坂となる。
荷物バッグを荷物預りテントで受取り、シューズを履きかえてコース沿道でM下くんを待った。
トライアスロンらしい格好の選手の中、ハルヒルジャージが見えた。
「頑張れ~!」と、声援していた。
M下くんは、「もう1周頑張ります」と答えてくれた。
M下くんの軽い走りをみて、安心した。
あと、1周走れることを確信した。
M下くんが笑顔で走ってきた。
ゴールへダッシュしていった。
ゴール後には完走賞のタオルが一人一人に掛けられた。
沢山の笑顔や喜びがゴールアーチ周辺に溢れていた。
M下くんが2種目を走ってくれたお陰で“棄権”せずに“完走”出来た事が本当にうれしい。
前編へ
第4回榛名湖リゾート・トライアスロンin群馬
/// チームハルヒル結果 ///
・ 部門 リレー
・ エントリーチーム 33チーム
・ 完走チーム 28チーム
・ 順位 18位
・ 総合記録 3:05‘56“
・ 部門別
①スイム 0:32‘36“(部門 13位)
②バイク 1:28‘08“(部門 16位)
③ラ ン 1:05‘12“(部門 25位)
追記
ゴールして、リザルトを見て初めて判った事がある。
「バイク」のタイム測定は、「リレーゾーン」手前の計測用マットで行われる。
計測用アンクルバンド交換も、ロードバイクを押している区間もタイムの中に換算される。
手元時計では1時間24分台だったのだが.....。
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「榛名湖リゾート・トライアスロンin群馬」参戦記事
■2016第4回榛名湖リゾート・トライアスロンin群馬《前編》~ 初挑戦!トライアスロンは勝手がわからない?~
8月13日(土)のアクセス数は、7,423件、gooブログ順位:130位(2,577,087ブログ中)でした。また、にほんブログ村のロードバイク部門では81位(週間IN 200ポイント)でした。ご覧いただきましたみなさま、ありがとうございました。