はじめの一歩から。

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シュワルベ・ワン 24Cサイズチューブラータイヤへ ~ KUOTA KEBEL 2015仕様へ《5》~

2015-01-25 | 02 自転車パーツ


2015年のレベルアップに”ZIPP202”を購入したので、チューブラータイヤを考えていきたい。
チューブラータイヤの選択は悩ましい。




今まで履いたことのあるチューブラータイヤは”ヴィットリアコルサCX”
「数あるチューブラータイヤの中で、ヴィットリアの乗り心地は全てのチューブラーのスタンダードと言われている」と、評判どおりのタイヤだった。
「同じタイヤにするのか」と、悩む日々が続いた。




自転車雑誌を読んでいて、気になる記事を見つけた。

■シュワルベ・ワン・チューブラー
究極の転がり抵抗の軽さを誇る名作「アルトレモ」で、ロードバイク用タイヤのトップブランドの仲間入りを果たしたシュワルベ。
ここ数年、アルトレモにひたすら改良を加え続けてきたシュワルベが、満を持して「ONE」を発表。
アルトレモZXをしのぐ転がり抵抗の低さを誇るポリマーベースの「新開発ワンスタートリプルコンパウンド」を採用
V-Guardとのマッチングで、最高の耐パンク性を実現。
相反するウェットグリップ性も確保し、路面状況の変化にも対応。
シュワルベはこのタイヤのために生産ラインを新設。
性能・品質共に最高を目指すロードタイヤ。
Schwable で最も速いだけでなく、最も信頼性のあるコンペティションタイヤ。
この最新タイヤ専用に特別に開設された工場で生産
RadioShack Leopard Trek のほか、AG2R や FDJ でも採用。
サイズ: 700×24C
重量: 290g
Evolution シリーズ
耐パンク性のある V-Guard
OneStar トリプルタイヤコンパウンド
ハンドメイドのチューブラータイヤ
空気圧 6-12bar/85-175psi


「さらに磨きをかけたレーシングスペック」とあるので期待してしまう。
シュワルベ・ワンのクリンチャータイヤを履いて、チューブラータイヤも一度履いてみたいと思っていたので、このタイヤに決めた。
タイヤサイズは、22C、24C、26Cの3種類あるが、平地走行を中心にすることや段差でのリム打ち、通常使用の乗り心地を考えて、24Cサイズにした。




 余談だが、昨年10月のジャパンカップを走ったジュリアン・アレドンド選手のトレックは、クリテリウムをシュワルベ・ワンの24Cサイズのチューブラータイヤで走ったと報道されていた。
ちなみに空気圧は8barだったとか。




シュワルベ・ワン・チューブラータイヤが届いた。

ブラックを基調とした高級感あるパッケージ。
見た目だけで、カッコイイ。




サイズ表示は、700×24C




タイヤを取り出すにはお菓子箱のように表面を開ける。




中には、ゆっくりとしたスペースの中に 高級紳士ベルト のイメージで入っていた。




ヴィットリアコルサCXは、タイヤの形状のままだった。




箱の中から取り出してみると、本当に 高級紳士ベルト のようだった。
トレッドパターンは、まさに”蛇のうろこ”
 蛇が嫌いなローディは履かないだろう。




■シュワルベ・ワン(チューブラー) 重量測定
重量は、275.5g
カタログ重量は290gだから、14.5g軽い。
軽いのは嬉しいが、誤差がありすぎ。

ヴィットリア コルサ CX と重量比較をしてみたい。




■ヴィットリア コルサ CX(チューブラー)重量測定
重量は、260.5g
カタログ重量は250gだから、少し重い。

シュワルベ・ワンとの差、15g
24Cなのに差が少ないのがうれしい。




空気を入れてみると、ますます”蛇”になってしまった。
スリックタイプをベースに軽く切り込みを入れたようなミゾの雰囲気。
転がり抵抗の軽さと、浮く砂などへの対応力を両立するための仕様という。




■タイヤの固定を安定させる高さを抑えた縫い目
タイヤの製法はケーシングをタイヤのフラップ側で縫い合わせる一般的な手法だが、その作業は繊細で縫い目の出っ張りは抑えられている。
このことにより、タイヤのセンターを出しやすく、リムへの接地も安定するという。




■サイドを覆うトレッドでカットパンクに対応
一般的なモデルと比べてサイドケーシングを覆うトレッドの面積が広い。
このことにより、サイドカットパンクに対する耐性が高められている。
サイドケーシングのしなやかさが損なわれることもないので、乗り心地は良いようだ。




いよいよZIPP202ホイールへの組み込みになる。
組み込みには、定番のMIYATA TTP-1チューブラーリムテープを使用する。




最初に両面粘着リムテープをホイールに貼る作業から始まる。
テープの先頭は、バルブ口穴手前から貼り始める。




重田社長が丁寧にリムテープをホイールに貼っていく。
そのままホイール1周貼っていく。




チューブ口穴から始まり、穴の手前で終りになる。
無事、リムテープを貼り終えてうれしい。




バルブ穴へフレンチバルブを通すのだが、32mmリム高では少し長さが足りない。
付属のバルブ延長アダプターを使用する。
32mmリム高にしては長すぎる。
もう少し短いサイズのものを付属品として欲しい。




バルブ口のフィルム一部を折るように剥がしておく。
バルブ穴へフレンチバルブを通し、タイヤを左右均等のチカラで引きながらホイールに入れていく。




センター出し作業となる。
チューブラータイヤに空気を2~3気圧位入れてタイヤを膨らませる。
タイヤが丸くなった状態でチューブラータイヤのよじれや左右の振れを確認して、リムに左右均等に乗るように丁寧に調整していく。
これが”センター出し”という。




最後にホイールを回転させてタイヤの振れを確認。
”センター出し”完了。
重田社長は簡単そうに作業を進めていくが、この”センター出し”が自分で行うとかなり難しいと思う。




ホイールとタイヤを押さえて、リムテープの透明フィルムを引き抜いていく。
透明フィルムを全部引き抜いたら作業がすべて終了となる。




ヴィットリア コルサ CXだと、ホイールとタイヤの間に細いホワイトラインが現れるのだが、シュワルベ・ワンはオールブラックでカッコイイ。
色合いもモノトーンでマッチしている。
シュワベル・ワンにして、本当に良かった。




”蛇のうろこ”パターンも慣れてしまえば、カッコイイ。




ホイールに組み込むスポロケットは。

■SRAM RED XG1090 10Speed Cassette 11-26T
スラムのハイエンドレーシングコンポーネントであるRED。
パフォーマンスの高さを実感させる軽く静かな乗り心地。
中心の8つ歯は高度な機械加工が施され、操作性を向上させる。
それぞれの歯の間にステルスリング・エストラマー処理を施し、無駄な振動とノイズを除去。
歯部分には軽量を図る切り込み処理をしながらも強度を確保。





重量は、149.5g
チタンを全く使っていないのに驚愕の軽さ。
そして、超軽量ながらチタンよりも35%の高耐久性、15%の高剛性を誇る高性能スプロケット。

ZIPP202ホイールならこれしかない。




重田社長が丁寧に組み込んでくれた。




存在を主張せず、さり気ないホワイトの”SRAM Red”のロゴがカッコイイ。
KUOTA KEBEL のカラーリングにぴったりなカラー。
ギアの構成が11-26Tなので、サーキットや平地を中心に使いたい。




これで全ての組み込みが終わった。
組み込みが終わったホイールを見ても実感がわかない。
自分のモノになったと思うには、まだ時間がかかるだろう。

 全てのパーツの組込み作業が完了して、いよいよKUOTA KEBEL 2015仕様へと変貌していく。 


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