電話

昨夜、久しぶりに電話がかかってきまして。
学生時代に４年間アルバイトしてたお店の店長から。

とってもお世話になったので、私が大学卒業して就職したあとも、店長が夢を叶えて自分のお店(居酒屋さん)を持ってからも、ずっとお店に遊びにいったりとかしてまして。

私が結婚した時には、披露宴には会社の上司を呼ばずに店長に来てもらって、主賓のスピーチもやってもらった。

店長は長らく独りだったけど、私が結婚した後ちょっとしてから、だいぶ年下の(でも私よりは上でしたが)お嫁さんをゲットしまして。
お店ではチャキチャキと働いてて、明るくて楽しい人。
結婚パーティーでは、お嫁さんの姪っ子ちゃんが、「(お嫁さんは)自由人だから、結婚なんてしないと思ってたので、びっくりです」と言ってたなあ。

店長はあまり背も高くないし、イケメンなわけでもないし、ちょっと福島なまりの抜けないおじさんだけど、すごくいい人なんだ～。
だから自由人の奥さんも一緒にいて楽しかったんだと思う。
結婚しよう、と思うくらいに。

バイト仲間一同も、店長が孤独にひとり不摂生な生活しないでいいし、ホント幸せ～って感じで、良かったなあって、思ってたんだよ。

それが、何年か前に喉頭ガン？で手術したって言ってて・・・でも元気になったから大丈夫！ってお店にも出てたんだけど・・・。
一昨年かなあ？店長が、人がいなくて、早急にアルバイトをいれないといけないんだけど誰かいないかなって。
きっとその頃から調子悪かったのかもしれない。

自宅で療養中で、ちょうど休みとってそばにいたから、最期は自宅でちゃんと看取ったよって言ってた。

・・・人生いろいろだなあ。
若い奥さんが来てくれて、店長も安心だね～、なんて言ってたのに。

なんだか・・・店長にかける言葉がみつからない。
見つからなくて、しどろもどろになっちゃって、逆に、大丈夫だよって言ってもらっちゃったよ。

明日は御通夜です。

ではでは。