beetaro's diary

ぐーたら主婦のお気楽な日常

読書

2015-03-15 22:27:45 | 日記・エッセイ・コラム
昨日「死霊解脱物語聞書」とゆー、一見なんじゃそれ?な本のことを話題にしたばっかりなんですが、また本の話。

さて。

世の中にはいろんな人がいて、最近じゃ方向が似ている人たちをまとめて指すためのいろんな言葉が次から次に出てくる。

そのひとつに歴女ってのがあるんですが、テレビなんかに取り上げられる人たちって、大抵「戦国」「幕末」好きな人だよね。
歴女なんだから、もっと色々な時代のオタクがいてもいいと思うんだけどねえ。

私も史学科に行きたいと思ったくらいの歴史好きだけど、好きなのは(日本文学科での区切りで言うと)上代、中古。
今の教科書じゃどうなってるかわかりませんが、飛鳥・奈良~鎌倉の源氏三代の時代辺りが好き。

というわけで、読んでる時代小説というジャンルの本も、その時代のものばっかりだった。
古典も、読むのはその辺のものばっかり。

だったんだけど。

数年前に、畠中恵さんの「しゃばけ」を読んだら面白かった。
ファンタジーノベル大賞の受賞作で、「空色勾玉」っていうのがあるんだけど、この本が好きで。
同じ賞をとってる作品だったから、面白いかも・・・と思って読んでみたんだよね~。

そしたら、はまった。
結婚して引っ越してきたところが、「川向こう」とはいえ「お江戸」だった。
そして働いてる所も、時代劇なんかでちょいちょい出てくる場所だったんで、お話を読んでて、出てくる場所がなんとなくあの辺だなってのが解るから、頭のなかで、なんとな~くだけど、ジオラマみたいなのを作って楽しめる。

で、この前眼科に行った時、かなり混んでて、とっても待たされたので、待ち時間にちょっと近くの本屋さんにいって、なんかいいのないかな~って見てたら、「おそろし」というのを見つけました。
宮部みゆきさんの本。
宮部みゆきさんの本は、色々と映画化されたり、アニメになったりと人気があるようですが、全く読んだことなかったし、特に読みたいと思ったこともなかった。
ただ、以前に読売新聞に連載されてて、最初は「なんだ、江戸時代の話か~」って思って読んでなかったんだけど、途中から読んだら面白くて、最後まで読んだのがあって、それがどうやら「おそろし」の続きの「あんじゅう」って本らしい。
ということは、これを読めば、あの連載のお話しの始まりが解るんだな、と思って興味がわきまして。
しゃばけシリーズをはじめ、畠中恵さんの時代物も新しいの出てないし、これでも読んでみるか~、で購入。

そしたらね~、面白くて。
これ、三島屋っていうお店で百物語を集める、という設定なのですが、一冊で4~5話しか集まらないので、100となると・・・まだまだ相当続く予感。

しまった~、買っちゃったよ~。
また買い集める本が増えてしまった・・・。

せめてこの作者さんの他の時代物は図書館で借りることにしよう。


ではでは。