BENのブログ Going My Way

仕事、子育て、遊びなど、自分のモチベーションを上げるために書き始めることとしました。

ペアレントメンター養成講座を受講して(ちょっと長いです)

2012-01-30 22:57:37 | 自閉症
ペアレントメンター養成講座に参加

29日(日)はフォローアップと言うことで
9時50分~16時の日程の講座に
出席しました

午前中は
・当事者の声
・前回のまとめ
・前回の講座の参加者アンケートから
・札幌市の支援体制等(行政から説明)
でした

午後からはワークショップ
ペアレントメンターの強みと難しさを
ブレインストーミングをしながらまとめるという
内容でした

ワークショップをやっていて
とても気になったことがあります

「ペアレントメンター」であるのに
1)被相談者の相談事をメンターが解決使用とする
2)専門的なことが分からないのが問題だという気持ち
3)本人は気付いていないようですが指導的な立場に立っている
と言うことです

ペアレントメンターは
あくまでも
1)話を聞いて、気持ちをやわらげてあげる
2)ちょっとした経験を話してあげて
  共感してあげることで気持ちを楽にしてあげる
3)知っている情報を教えてあげる(この点を「指導」となってしまうようだ)
4)専門家などの相談先を教えてあげる
などが、役割だと思います

ワークショップの中で
ある方が

高機能自閉症児者やアスペルガー症候群の児者の保護者は
「答えをもとめてくるから答えてあげないと」となる

と言ってました

私は
相談の中で支援技術的なことを
専門家ではない保護者が
本人をアセスメントもせずに
勝手な支援の方法を教え
逆に大変なことになったらどうするのでしょう?
それって、無責任じゃないかな?

答えを求めてきたら
答えを出してくれる専門家へつないであげるのが
相談した方にとって最善なのではないでしょうか

と言ってしまいましたが

ペアレントメンターに専門性を求められると
それは「ペアレントメンター」ではなく
ペアレントメンターと言う名の「専門家」であり
本来、ペアレントメンターを名乗るべきではないと思います

北海道は
ペアレントメンターと専門家が一体となって
家族支援を行っているわけでもないし・・・

前回、講師に質問をしましたが
この点があやふやに説明されていて
システム化されていない中で
養成だけされていることが
とても問題だと思います

難しい内容です・・・