セグロセキレイは,私にとって,とても親近感がある鳥だ。
日本列島とその周辺地域にしか分布しない,いわゆる,『日本固有種』である,という思いが,そう思わせるのかもしれない。
W杯やオリンピックで,日本を応援する気持ちと同じ。
学生時代は,マイフィールドにしていた馬見ヶ崎川に,いつも,いてくれる鳥だった。
撮影できるチャンスがあれば,「お,いたな。」と,思い,スルーすることなく,レンズを向ける事が多い。
そんな鳥が,10月に発表された環境省などの調査によると,『絶滅危惧種』の基準を超える割合で減少しており,年間の減少率が8.6%という。
何それ?
昔から,ハクセキレイに押されている,という話はあったが,今回は,生息環境の変化に原因を求めているようだ。
いずれ,この数値には,驚いた。
今は,絶滅が危惧されるような状況では,全然,ないと思うが,そういう状況にあるってことは,しっかり認識しておかないと。
(2024/12/07 セグロセキレイ)
うちの近くのNKT川では、普通に見られますが。
日本固有種と言われますが、環日本海固有種らしいです(^^;
へぇ~,環日本海固有種,という言い方も出てきたのですね。
「環日本海固有種」でググっても出てきませんが,これに「野鳥」をくっつけると,論文がヒットしました。それと,まぐぴさんのブログも。
たしかに,日本鳥学会で指定する「日本固有種」にセグロセキレイは入っていませんから,「環日本海固有種」という言い方が正確かも。
すると,ヒヨドリなども,そうなりますね。
これからは,「環日本海固有種」という言い方も,一般化してくるかもしれないですね。
ハクセキレイはどこにでもいて身近なんですが。。。
昔はこちらにもいたのかしら?
そうなんですか。
意外ですね~。
セグロセキレイは,ハクセキレイと違って,水辺に依存しているので,住宅地や街中で出会うことはあまりないと思いますが...。
川の中流部は,セグロセキレイ,上流部になると,キセキレイになるので,さいちママさんのお住まいは,セグロセキレイの流域のはずなんですけど。
やっぱり減ってきているのでしょうか。