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秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

冬を越す猛禽たち

2024年11月23日 | 宮城県_蕪栗沼

 蕪栗沼周辺は,とても豊かな土地で,さまざまな生き物が,ここで冬越しをしている。
 そして,食物連鎖のピラミッドのトップにいると思われる猛禽たちも。

 まずは,ここの冬の定番のチュウヒ。
 
 
 ここでの繁殖はないようだが,毎年,複数個体がここで冬を越す。
 
 
 すでに,この2羽のほか,少なくとも,もう1羽はいた。
 
 ノスリも,冬は,遭遇率が高くなる。
 
 
 こちらはハヤブサ。
 
 
 この日出会ったのは幼鳥だが,成鳥もしばしば目にする。
 
 この子,何か食べながら飛んでいたが,食べていたのは,もしかすると,無数と思えるほど飛んでいたトンボだったかもしれない。
 
 
 この写真,珍しくも,食われる方のオナガガモと食う方のハヤブサが,仲良くツーショット。
 
 
 ハイタカは,朝早く遊歩道を歩いていると,遊歩道脇の木に止まっていて,お互いにビックリすることがあるが,この日は上空を旋回していた。
 
 
 タカ特有の鷹斑(たかぶ)模様が美しい。
 
 かなり遠くだったが,写真を拡大すると,こちらは,オオタカ幼鳥だった。
 
 
 オジロワシも,ここに毎年やってくる猛禽。
 

 毎年,同じ個体が,来ているのかもしれない。
 
 運が良ければ,近くを飛んでくれることもあるが,この日は,沼対岸の木から動かず。
 
 忘れちゃいけない。トビも猛禽の仲間。
 


 上空で何かしているな,と思って,よく見たら,たくさんいるトンボを捕食していた。
 


 ちゃんとゲットして,さっきのハヤブサのように,飛びながら食べていた。
 
 このほか,この日は,チョウゲンボウも観察したが,撮影はスルーしたので,写真はなし。
 
 この猛禽たちを支えているのが,ここに生きているカエルや魚,ネズミ,そして,小鳥類やカモたち。

 冬は,遊歩道を歩いていると,猛禽に襲われ,毟られたと思われるカモの羽が,1か所にまとまって落ちていることが,しばしばある。
 
(2024/11/10  チュウヒ,ノスリ,ハヤブサ,ハイタカ,オオタカ,オジロワシ,トビ)
 
 


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