蕪栗沼周辺は,とても豊かな土地で,さまざまな生き物が,ここで冬越しをしている。
そして,食物連鎖のピラミッドのトップにいると思われる猛禽たちも。
まずは,ここの冬の定番のチュウヒ。
ここでの繁殖はないようだが,毎年,複数個体がここで冬を越す。
すでに,この2羽のほか,少なくとも,もう1羽はいた。
ノスリも,冬は,遭遇率が高くなる。
こちらはハヤブサ。
この日出会ったのは幼鳥だが,成鳥もしばしば目にする。
この子,何か食べながら飛んでいたが,食べていたのは,もしかすると,無数と思えるほど飛んでいたトンボだったかもしれない。
この写真,珍しくも,食われる方のオナガガモと食う方のハヤブサが,仲良くツーショット。
ハイタカは,朝早く遊歩道を歩いていると,遊歩道脇の木に止まっていて,お互いにビックリすることがあるが,この日は上空を旋回していた。
タカ特有の鷹斑(たかぶ)模様が美しい。
かなり遠くだったが,写真を拡大すると,こちらは,オオタカ幼鳥だった。
オジロワシも,ここに毎年やってくる猛禽。
毎年,同じ個体が,来ているのかもしれない。
運が良ければ,近くを飛んでくれることもあるが,この日は,沼対岸の木から動かず。
忘れちゃいけない。トビも猛禽の仲間。
上空で何かしているな,と思って,よく見たら,たくさんいるトンボを捕食していた。
ちゃんとゲットして,さっきのハヤブサのように,飛びながら食べていた。
このほか,この日は,チョウゲンボウも観察したが,撮影はスルーしたので,写真はなし。
この猛禽たちを支えているのが,ここに生きているカエルや魚,ネズミ,そして,小鳥類やカモたち。
冬は,遊歩道を歩いていると,猛禽に襲われ,毟られたと思われるカモの羽が,1か所にまとまって落ちていることが,しばしばある。
(2024/11/10 チュウヒ,ノスリ,ハヤブサ,ハイタカ,オオタカ,オジロワシ,トビ)
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