2012年の幕開けです。我が家の正月飾りをご紹介して壬辰年の初めとします。
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私は、明日は、吉備津神社の正月恒例の三味線餅つきのお手伝いに参加する予定です。なお、この日には、これも恒例になっています神社入り口の矢置岩の前で「矢立ての神事」の行事がおこなわれますので、是非、吉備津神社にお参り戴き、とくとご覧ください。
此の行事は社伝によると次のように説明がしてあります。
「当社の西北二里の新山に温羅という鬼神あり、凶暴にして庶民を苦しむ、大吉備津彦命は吉備の中山に陣取り鬼神と互いに弓矢を射るに両方の矢、空中に衝突して落つ。そこの矢喰宮あり、また、中山主神は鬼神の矢を空中に奪取す。当社本殿の矢取明神ほこの神を祀る。この戦いの時大吉備津彦命その矢をこの岩の上に置き給いしにより矢置岩と呼ぶ。」
と。
更に、この社伝によると、「中古」よりとありますから、たぶん、室町の頃からだと考えられますが、神官によって矢置き岩に置かれた白矢を神殿に奉る「箭祭の神事」が行われていたようですが、いつしかそのような行事も消えてなくなってしまいます。それが、現在のような形になって復興されたのが、昭和35年からの「矢立ての神事」なのだそうです。(藤井駿著「吉備津神社」より)
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私は、明日は、吉備津神社の正月恒例の三味線餅つきのお手伝いに参加する予定です。なお、この日には、これも恒例になっています神社入り口の矢置岩の前で「矢立ての神事」の行事がおこなわれますので、是非、吉備津神社にお参り戴き、とくとご覧ください。
此の行事は社伝によると次のように説明がしてあります。
「当社の西北二里の新山に温羅という鬼神あり、凶暴にして庶民を苦しむ、大吉備津彦命は吉備の中山に陣取り鬼神と互いに弓矢を射るに両方の矢、空中に衝突して落つ。そこの矢喰宮あり、また、中山主神は鬼神の矢を空中に奪取す。当社本殿の矢取明神ほこの神を祀る。この戦いの時大吉備津彦命その矢をこの岩の上に置き給いしにより矢置岩と呼ぶ。」
と。
更に、この社伝によると、「中古」よりとありますから、たぶん、室町の頃からだと考えられますが、神官によって矢置き岩に置かれた白矢を神殿に奉る「箭祭の神事」が行われていたようですが、いつしかそのような行事も消えてなくなってしまいます。それが、現在のような形になって復興されたのが、昭和35年からの「矢立ての神事」なのだそうです。(藤井駿著「吉備津神社」より)