ビスタ~リ通信

山のこと日常のことを、思いつくままに。

芦生の森のトロッコ道

2011-01-09 | 山のはなし

12月4日(土)は、京都府南丹市美山町の芦生原生林を歩いてきました。

京都大学の演習林である芦生原生林へは、
北部の三国峠周辺を歩いたことがありますが
今回歩いたのは、芦生山の家からのトロッコ道。
関西のハイキングコースの中では結構メジャーなコースです。
高低差がほとんどなく、かつ、希少な原生林を残す芦生の森は
誰もが歩いてみたいと思うところなのでしょう。

遅ればせながら私も行ってきました。

芦生山の家~灰野~小蓬作業所~大蓬谷付近 往復



京大のフィールド科学教育研究センター施設の
門前にあるポストに登山届けを投函しておきます。



昔々に山で暮らす人々の生活物資を運ぶために敷かれた
軌道を辿って歩いていきます。



由良川に沿って続く線路は右に左に方向を変えていきます。



小蓬作業所はすっかり葉の落ちたケヤキ林で、
日だまりの暖かさにほっとします。

お茶を飲んで一息つきました。
「おにぎり持ってくればよかったね」
きっとここで食べるおにぎりはうまいに違いない。

トチの巨木に出会ったり、ナメコの残りを見つけたり。
楽しい森の散歩道です。



小蓬作業所からかづら作業所に向かう途中、道が崩れていて
橋も朽ちかけています。ここで引き返しました。


赤崎東谷と西谷の分岐周辺。




帰りに美山町の茅葺きの集落に立ち寄ってきました。
今は雪化粧されているのでしょうか。