ビスタ~リ通信

山のこと日常のことを、思いつくままに。

新年の熊野詣・中辺路

2011-01-16 | 山のはなし

1月3日(月)は、Kさんご夫妻と
和歌山県の熊野古道・中辺路の、
小広峠から熊野本宮大社までのコースを歩いてきました。

Kさんのブログはこちらです→りゅうちゃんの犬日記

熊野本宮大社に待ち合わせをして、
Kさんの車は熊野本宮大社の駐車場に置いておき、
わいはんの車で小広峠に向かいます。


峠の舗装道路は凍っていました。こわー。


道標に従って中辺路の小広王子に向かいます。

さて、この各所にある熊野九十九王子の「王子」ってなんなんでしょ。
ハンカチ王子とかの王子、ではなく熊野権現の御子神だそうです。



熊瀬川王子、岩神王子、湯川王子へは登り下りを繰り返していきます。
なおも登り続け、三越峠までくると、舗装道路に出てきます。
そこから下ると音無川に沿うようになります。
川に沿って歩き、発心門王子へはひと登り。



ふう、結構ハードで長丁場です。

発心門王子の先にある、休憩所でお昼にします。


Kさんがご実家から持ってきて頂いた御節とさんま寿司。
新年早々、Kさんにご馳走になりました。



さて、発心門王子からは舗装道路をほぼ平坦に歩いていきます。
果無山脈を見渡せる山里をてくてく歩いていき、
大斎原が見える伏拝王子に着くと、本宮までもうすぐ。

と思ったら、これが意外と長い!
同じような景色がずっと続くせいでしょうか。

山道から住宅地に出て祓戸王子を通り過ぎると裏鳥居があり、
本殿の裏側から熊野本宮大社へと入っていきます。
とうちゃーく!
今年も無事に熊野本宮大社にお参りすることができました。
めでたしめでたし。

参拝を終えて、Kさんの車でわいはんの車を駐車している小広峠に向かいます。
その後、日本最古の温泉であり熊野詣の湯垢離場である
湯の峰温泉に向かいました。



湯の峰温泉の公衆浴場は、
昔ながらの雰囲気を残す温泉で最低限の設備しかありません。
私としては、断然このような雰囲気は大好きなので
ドライヤーがなくてもそれはそれでOKだったりします。