自民党:遠藤利明氏が役員室長辞退 「猟官運動」批判受け - 毎日jp(毎日新聞)
という記事。猟官運動ってなんだろうと思って調べてみました。
猟官とは - はてなキーワード
じゃあスポイルズ・システムって。
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なるほど。今回の選挙での政権交代の様子を見ているとわかりやすいですね。
もちろん最初の自民党の記事での猟官運動とはポストを得ようと運動することを指します。
政権交代の法則
民党の遠藤利明衆院議員(当選5回、古賀派)は30日、党本部で谷垣禎一総裁と会談し、新設する役員室長に内定した人事を辞退する考えを伝えた。29日の党三役人事決定前に、川崎二郎国対委員長とともに谷垣氏の自宅を訪れたことが、党内に「猟官運動」との憶測を呼んだためとみられる。遠藤氏は周辺に「総裁に頼まれ引き受けたが、『全員野球』の妨げになるとよくない」と語り、谷垣氏も辞退を了承した。 |
という記事。猟官運動ってなんだろうと思って調べてみました。
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本来の辞書的な意味としては「官職を得ようとして多くの野心のある者が競うこと」(広辞苑) 実際にこの単語を使う場合、官職を得ようとする活動を意味する「猟官運動」か、もしくは、いわゆるスポイルズ・システムを指す文脈で用いられることがほとんどである。 |
じゃあスポイルズ・システムって。
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猟官制度もしくは猟官制と訳される。メリット・システム(資格任用制)の対義語。 主に、アメリカ合衆国での政権交代における現象として言及されることが多い。 ものすごく単純に言うと、大統領が官僚を任命すること。 スポイルとは(狩りの)獲物の意で、つまりは選挙という狩猟の成果で官職を得ると言うことである。 新大統領が就任すると、選挙における貢献を考慮した論功行賞としてポストを配分する。これは、閣僚ポストだけならば多くの議会制民主主義国家で見られる現象である。が、アメリカの場合、官庁のトップとかだけでなく、官僚機構の内部、他国であれば(経験を積んできた専門家としての)官僚たちが昇進して就いているようなポジションまで、猟官制によって任命が行われる。 したがって、選挙が終わる度に役所の中身が入れ替わることになる。一般には、以下のような特徴を持つとされる。 * 人が入れ替わるので、腐敗や癒着を抑えられる o 逆に、投資に対するリターンを回収しようと腐敗や癒着に走る人も出やすい * その分野での経験を積んだ専門家としての官僚は不足する * 政策の連続性が維持されない場合がある。逆に政策転換が容易になるとも言える。 * よくも悪くも、行政が政治(選挙)にリンクしやすくなる |
なるほど。今回の選挙での政権交代の様子を見ているとわかりやすいですね。
もちろん最初の自民党の記事での猟官運動とはポストを得ようと運動することを指します。
政権交代の法則