伊良部のトラウマ

野球界のみならず、伊良部秀輝さんが亡くなったという知らせは、日本中に衝撃が走った。本誌は、伊良部さんが亡くなる約1か月前、彼が静かに暮らすロサンゼルスにて、4時間にわたり現在の心境を聞いた。謂わば“遺言”ともいえる渾身のインタビューを全文掲載する。 日刊SPA　http://nikkan-spa.jp/36060?__from=mixi

伊良部秀輝の“遺言”「父親がアメリカ人とは知らなかった」 （記事より）


同じ１９６０年代生まれの世代の自殺はショツクだ！　ご冥福をお祈りします。　合掌

野球経験があまりないので、彼の野球人としての功績には、興味ないが、人間研究者の円ジョイは、生き様に興味を持ちました。

自殺する人の心理は、今ここでは書かないが、このインタビュー記事を遺書とするのは、嘘や無理があると思う

ただ、彼が、この雑誌取材されることにより自分の内部に隠れていたトラウマテックストレスが表に出てきたことが、自死を誘発した可能性はあると思う

”「父親がアメリカ人とは知らなかった」は、多分、伊良部の嘘である。いやプライドがそう言わせたことであろう。　

沖縄伊良部島のやさしい平和的の血を継ぐ母と血気盛んな米兵との恋、沖縄では珍しいことではないが、父親の顔を知らない子供たちも多い

やはり混血差別と言われた時代があった。　今はハーフという売りになるが

幼少の伊良部くんもベーブルースに似た顔立ちと大きな体、まわりからお父さんはベーブルースじゃないの？とイイ意味でからかわれたそうだ。　もちろん時代的にベーブルースのハズはないが、子供ごころに父はベーブルースのようなスゴイ偉大な人だ！とインプットされたのかもしれない。

それで野球少年→高校野球→プロ野球　そして、ヤンキーズしか行かない！　と思ったのは、多分、ベーブルースをイメージした父親探しを通じて、自分探しをしたかったのでは、ないのか？

ヤンキーズはNYだけでなく大リーグの象徴なので、伊良部の入団は全米のニュースになった

伊良部の思惑どおり、父親と名乗る人物が現れ、本物と確認とれた。　しかしベーブルースのような理想の父親像とは違う普通のオヤジだったのだろう

日本では、阪神時代の監督、熱血漢の星野監督に父の顔をイメージしたのかもしれない。

再三、伊良部も星野監督に強い助言を得ようと国際電話してたそうだが、タレント業で多忙の星野監督は、親身に相談に乗れなかったのかもしれない。

人は自分の意思で生まれてくることは出来ない

でも

自分の意思で死ぬことか出来る　と発想するのが若き自殺者の心理である。

私は寿命をまっとうしてこその輪廻転生だと思っているが。

みなさんは、どう思いますか？