円ジョイ師匠とセタッシーの時事ネタ

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アラ1960

2015-06-13 17:33:13 | マスター独り言
1960年の話をしょう。

「安保反対!」「岸内閣打倒!」。市民団体ら学生、反自民政党が国会議事堂を取り囲んだ。1960年1月19日に調印された現行の日米安全保障条約は、やがて国論を二分する大問題にふくれあがった。
安保条約は当初から世論の反対が強かったわけではない。調印直前の朝日新聞の世論調査によると、条約改正への評価は「よい事だ」が29%で「よくない」の25%を上回っていた。条約改正のポイントは1951年の講和と同時に締結された旧安全保障条約の不平等性を改めることにあった。
旧条約では米軍の日本防衛義務があいまいな上に、米軍が日本の内乱の際には出動すると言った独立国としてふさわしくない条項も含まれていたのである。
安保が大問題になったのは、当時の岸内閣の政治路線が大日本帝国の軍国主義だったからである。岸氏は戦後、A級戦犯容疑で逮捕されてもいた。公職追放解除後は親米右翼として首相の座についたが、憲法改正を目指す姿勢や権力政治的な手法は「暴走」との批判を呼んだ。
そして首相が条約の強行採決に踏み切ったのである。
争点は単なる条約の是非ではなく、民主主義の危機と捉えられたのである。寫眞は1960年1月の安保反対!デモをする円ジョイ(トニー志茂)の父「志茂玉樹」の東京都交通局労組の安保反対!デモのようす。しかし円ジョイは1960年2/25産まれだから世田谷区議会議員の母「志茂京子」(27)の臨月のお腹の中でのデモ参加である(笑)革新系婦人開放運動をした「平塚らいてう」や「市川房枝」さん

そして国会周辺は「反自民」「反安保!」「反岸政権!」でスゴいことに
岸総理大臣はポツダム宣言もよく読んでないA級戦犯で大学生からはアホ首相と呼ばれたりした。

そして時代は55年経って2015年の話。

「安保法制」反対!や「安倍内閣打倒!」(安倍首相の祖父は岸信介総理大臣)

市民団体や学生、反自民野党が毎日のよう抗議!デモをしてます。

日本は55年経過して岸信介総理大臣の孫の安倍晋三総理大臣になっても親米右翼の集団的自衛権違憲解釈や憲法改正の暴走をするのである。
岸信介と安倍晋三ファミリー

1960年から4年後の1964年のオリンピック東京大会に向けて日本経済は飛躍的な発展を示した。東京では高速道路の建設や東海道新幹線の建設など、日本中に土木工事の鎚音が聞かれ、神武景気と呼ばれる好調な経済に後押しされ、人々は政治から経済にその目を向けるようになった。また、ケネディ以降大きな政策転換を遂げたベトナム戦争も日本に朝鮮戦争以来の特需景気をもたらした。時代はまさに経済の時代へと転換していったのである。

しかし2015年の5年後は再び東京オリンピックを開催する。再び日本は経済成長し、戦争特需とアベノミクスで強い日本を取り戻す!と安倍晋三は嘘吹く。
今度は憲法9条無視の違憲戦争や世界に武器や核を売りつける悪魔の日本経済である。

政権交代に懲りてアベノミクスを支持する気持もわかるが、バランスを欠いた阿倍政権は必ずしっぺ返しがくると思う。みんなホントによく考えよう!

岸内閣退陣を要求する抗議デモへと変わり1960年6月15日には国会での衝突のなか、東大生・樺美智子(22歳)が死亡した。合掌
歴史を繰り返してはいけない!戦争で殺し殺されたくない!人は国会前に集ろう!