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被害者遺族の感情を挑発

2015-06-20 11:13:39 | マスター独り言
安倍政権を支持し右翼団体をまとめる代表をしている「櫻井よしこ」さんのトンデモない公演ポスターをみた。
戦後70年目の原爆投下の慰霊の日に「反核平和70年の失敗」とのテーマで原爆被害都市「広島ヒロシマ」で8月6日に反戦、非核のイベントにぶつけて開催するというのだ。
ホントなのか?と眼を疑った。デマゴーグでなければ、驚くべき行為だと思う。

ジャーナリストやテレビキャスターで他の右翼仲間より上品な喋りと風体だが、やってる事は恐ろしいぞ!

安倍晋三の戦争法案や憲法改正の応援行為で、まだ「日本憲法70年の功罪」ぐらいのテーマなら、まだ「表現の自由」「思想の自由」だとしても平和憲法70年は失敗結果はでてないし、なによりも被曝地で被曝当日、日本の平和は非核から失敗した!との表現は、原爆被害者、遺族感情を考えない想像力の足りない自分勝手の主張である。もし被害者遺族を苦しめようとするならサディストの発想で罪は重いぞ。

そして話は違うが
例の大田出版の元少年A作と言われる「絶歌」である。
酒鬼薔薇事件で日本を震撼させた加害者の手記である。
コレも出版社は社会的関心事で発行の価値がある。「表現者の自由」と言ってるが、どう見ても金儲けだけのエゴイストの主張である。加害者も被害者遺族の気持、遺族感情を考えない想像力の足りない自分勝手の手記である。もし被害者遺族を苦しめようとするサディストの発想ならコレも罪は重いぞ。

コミニュケーション想像力や外交力の足りない人は他人の感情を思いやる気持が気薄になり暴力的思考になりやすい。戦争も殺人もなくならない、人間には誰にでも戦争、殺人願望やサディステック
な闇になるかもしれない。

米国に二発も原爆投下され原爆後遺症で70年も苦しんだ遺族も、こどもを猟奇的に惨殺された遺族も加害者に復讐して殺してやりたい感情もないとは言えないと思う。
しかしソレをしてしまえば加害者と同じ想像力のない悪魔になってしまう。

だから想像力をもって感情を抑えて暮らしているのだ。
ソレを遺族感情を逆なでさせる「表現の自由」「思想の自由」は戒めていかない!と思います。 どう思いますか?