え~い、きたない野郎だ、クリスマスイブの夜なのにっ!

2009-12-25 19:30:49 | むすめ

きのうはむすめと、ひとりと一匹だけの静かなイブを過ごしました。

 まさに本来のイブの姿。。。静かな夜、聖なる夜、星は光り、、、

 で、星が出ていたかどうかは知らないけれど、

 家の中ではケーキのあとは、デザート。

 なんのことはない、みかんです。

 とうさんが遅めのクリスマスイブディナー(和風焼きそばですけどねぇ)を

 食べている頃から、ずっとテーブルの下でおこぼれを待つむすめに

 みかんをひと房やりました。

 受け取ったむすめは、タッ、タッ、タッとテーブルを離れ、

 でかい尻を振りながら、隣室の自分の食べ場所であるピンクのマットの上に、

 みかんを持って行きました。

 間もなく、むすめはとうさんのところに戻って来ました。

 今日はクリスマスイブ。とうさんも気前がいいですから、

 もうひと房、何も考えずに、いや、キリストのような気持ちで分け与えました。

 また、むすめは、タッ、タッ、タッとテーブルを離れ、マットのほうに戻りました。

 そして、こちらを眺め、まだ貰えそうであることを確認すると

 タッ、タッ、タッとテーブルのほうに戻って来ました。

 

 あっ、おぬしっ!

 清らかな気持ちでいたとうさんは、突然、われにかえりました。。 そうだったっ、

 むすめはごちそうをもらうと、それがとうさんの手から離れると同時に

 自分の所有物になり、やったとうさんはそれを奪うかもしれない敵になるのでした。

 だから、いつも自分のマットの上に持っていき、そこで食べようとするのでした。

 

 しかも、むすめにとって、そこは食料貯蔵所。

 むすめはまだ貰えるかどうかを見極め、いったんそこにもらったものを置いて、

 様子を見て、おもむろに帰って来るのです。

 

 むすめは3度それを繰り返してました。

 遅まきながら、とうさんが気づいて、ひとつでも奪ってやろうとすると、

 とても女の子とは思えないようなうなり声を出して、

 すべての房を一気に口の中に咥え、ガツガツ食べようとするのでした。

 

 おどりゃ~、われぇ~! われはそがいないやらしいおんなじゃったんかぁ~っ!

 かわいい顔しといて、やることはせこいのぉ~! われはだれに似たんじゃぁ~~っ!?

    あっ、

 わしか、親のわしにか?  あっ、わ、わししかおらんじゃろうのぅ、、、、、

 あ、う~ん、まあ、そこまで賢こうないと、これからの世の中ぁ、生き残れんじゃろうけん、

 まっ、よしとしようか、、、

 

 聖なる夜に(本当は今夜が聖夜の25日じゃが)、

 けっして清らかとは言えないやりとりと、身勝手な納得がされたのでした。。

 ア~メン 

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コメント (4)
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