正月も2日目。
小生が長崎にいたころは、休みになると佐賀、熊本、大分各県の温泉に日帰りでも行っていました。
ここ数年は正月も例外ではなく、大分九重の星生や湯布院、熊本の平山や菊鹿、垂玉、地獄温泉などに泊りがけで出かけていました。
今年は喪中であり、また不景気でもあったので、長崎でゆっくり過ごすことにしていました。
しかし、今年の長崎市内は寒くて手足が冷えるので、やはり温泉にじっくり浸かって温まりたいということで、高速を使って1時間強で行ける、近くでは一番のお気に入りである佐賀県武雄にある武雄温泉の元湯に行ってきました。
途中で「川登SA(上り)」に寄り、温泉湯豆腐定食を食べました。以前から熱~くてとろりと溶けた湯豆腐とともに地元の野菜を大胆に使った野菜の天ぷらがお気に入りだったのです。しかし、今回それが非常に貧弱な定食に変わっており、ショックでした。
川登SAには立派な公園があります。奥の屋根の下には
昔使われていた水力で杵を動かす餅つき器があります。
今回は前はなかったかつて実際に使われていた
石組みの越川橋が移築されて架けてありました。
川登SAに来た時この公園へ必ず寄るのは、
公園から素敵な里山の風景が望めるからです。
武雄温泉へは、川登SAの次の武雄・北方インターで降りて10分ほど戻ると到着します。
あっ!露天風呂ホームページ内 おっ!共同浴場より引用
温泉の入り口には、国指定重要文化財になっている楼門があります。
その奥に、ランク別に、江戸中期の鍋島藩主や家老などの使った『殿様湯』
『家老湯』、大衆浴場である『鷺の湯』『蓬莱湯』『元湯』があります。
あっ!露天風呂ホームページ内 おっ!共同浴場より引用
やはり、元湯が一番温泉情緒豊かな風呂で、明治9年に建立されたものです。
写真では分かりませんが、高い木組みの天井がレトロな雰囲気を醸し出して
います。44℃強のあつ湯と41℃強のぬる湯、2つの浴槽があります。
弱アルカリ性の単純泉ですが、湯ざめのしないよいお湯です。
高速代と往復2時間以上の時間を使ってわずか1時間の滞在なのですが、今回も行ってよかったと必ず思える温泉でした。