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第138回北信越地区高等学校野球新潟県大会(3位決定戦・決勝戦)

2018-05-13 21:52:05 | 野球
秋、準優勝の中越が関根に負けた。その報せを聞き、急遽、悠久山へ3決・決勝を観戦。
小雨の中、3決がスタート。決勝は、だんだん、雨脚も強くなり、スコアブックを濡らさないようにタオルで包んで、めくっては書き、めくっては書き。とても忙しかった。


5月13日(日)長岡市 悠久山球場
(3決)加茂暁星  対  中越

加茂 000 000 033 6  白勢-宮本
中越 010 040 101× 7  山本-小鷹

※中越の先発山本君は、初回、四球・送りバントで2死2塁と2回四球と2本のヒットで1死満塁のピンチを迎えますが、加茂がとらえきれません。すると2回、中越が死球とヒット、ワイルドピッチで先制します。その後、山本君はランナーを背負っても落ち着いて後続を打ちとり、得点を許しません。4回中越は敵失と四球に盗塁を絡めて1死2・3塁のチャンスを作りますが、攻撃のミスもありチャンスを逃します。しかし、中越は山本君が粘り、関根に渡りかけた流れを引き寄せます。すると5回、中越が4点を加点し、7回1点を加えて、さらに1死満塁のチャンスを迎えます。あと1点とればコールドという場面で3-2-3のダブルプレー。
加茂はこのあと息を吹き返します。8回・9回に3ランが飛び出し、同点に追い付きます。一気にひっくり返したいところですが、中越、山本君も粘り、同点のまま9回裏の攻撃に!
3番4番が連続でセンターオーバーの2塁打を放ち、試合終了。序盤、加茂に1本出ていれば、どうなっていたかまったくわからないゲームだったように思います。

(決勝)日本文理  対  関根学園

文理 000 042 000 6 新谷・南-佐藤・平野
関根 000 010 010 2 小山・斎川-玉木

※序盤、4回まで両チーム無得点で迎えた5回、文理打線が敵失に乗じて4点を先制します。文理先発の新谷君は、130㎞代後半のストレートとスライダーの制球も良く7回1失点。文理の2番手投手 南君は右オーバーハンドの投手ですが、max140㎞を計測していました。キャッチャーも途中から1年生の平野君に代わりました。3年生の佐藤君の力強い送球には少し劣っているように見えましたが、1年生からベンチに入り、決勝の舞台に立てるあたり、相当の実力者なのでしょう。対する関根は前日の準決勝で先発・好投したエース西本を温存します。7回途中から登板した1年生ピッチャー斎川君は、文理の強力打線に対し、2回1/3を1安打無失点に抑える好投。球速はストレートが120㎞代でしたが、変化球の制球が良いのだと思います。いずれにしても、関根学園は非常に楽しみなチームです。


春の新潟県大会 13試合観戦しました。文理の強さが際立ちました。
文理に勝つには、ロースコアの展開に持ち込まないと難しいようです。
春と秋、4強に残ったチームの力関係からすると、こんな感じかなと思います。
文理、関根、中越、加茂暁星、(明訓・北越)

公立高校では、個人的に、糸魚川高校と新発田高校の活躍が楽しみです。
およそ2カ月ほどで夏の大会を迎えます。
ここからの伸び代が大きいのが高校野球。
きっと、素晴らしいドラマがまっていることでしょう。今から楽しみです。

高校野球新潟県大会 春季

2018-05-06 18:00:00 | 野球
昨年、スコアブックつけてみようと思い立ち、テレビ観戦で数ゲーム。
いよいよ今年は球場でスコアデビュー。
4日間 11試合を観戦。
~感想~
日本文理は、人材も豊富。パワー、技術いずれもずば抜けているように見えました。


4月28日(土)柏崎市 佐藤池球場
(1)十日町総合  対  長岡向陵
        (2-9)8回コールド
 ※長岡向陵が序盤から得点を重ねる。十日町総合、中軸が出塁し、わくわくする場面を作りました。

(2)松代堀之内  対  小出
        (1-14)5回コールド
 ※小出の3年前のチームが印象に残っています。今年もよいチームです。松代堀之内も雪深い地域ですので夏に向かって3人の投手陣の成長が期待されます。

(3)常総久    対  三条
        (0-15)5回コールド
 ※柏崎の常盤、総合と久比岐高校の合同チーム。ヒットは1本でしたが惜しいあたりもありました。また、三条はコツコツと確実な打撃で序盤から加点し、見事な勝利です。

4月29日(日)柏崎市 佐藤池球場
(1)長岡向陵   対  高田北城
        (1-5)
 ※秋ベスト8の高田北城に向陵が善戦。6回に3四球と2失策が絡み4失点。9回は失策で出たランナーを挟んだまでは良かったが、ランダウンプレー中に走者を生還させてしまう。惜しい試合。夏までに勝負どころで我慢できるようになると一皮むけそうな向陵。高田北城は新発田にこの後敗戦し16強で終戦となりましたが、自力あるチームです。夏への期待が高まります。

(2)長岡商業   対  高田農業
        (14-1)5回コールド
 ※前の前の柏崎の監督が長商の監督だけに少し親近感あり。4回一挙10得点は見事でした。高田農業も1点を返し、意地を見せました。長打力ある選手もいるので、長所を伸ばしてほしいです。

(3)新潟産大附属 対  柏崎
        (13-10)
 ※我が母校。久しぶりの観戦。また、柏崎シニアで実績ある監督を迎えた附属。序盤に逆転され、点差を広げられるも後半勝負の戦略がはまり、逆転勝ち。きっと高いレベルを目指しているチームだけに、今日の試合は不本意なてんかいだったのでは!対する柏高は、投手が1枚だけのようで、序盤5回まで5対10とリードしますが、終盤、得点を重ねる附属に8回逆転を許します。両チームとも勝負どころの8・9回で中軸を迎えますが、加点した附属が勝利。柏高は、9回1死1.3塁でダブルスチールを決められた場面では、想定される攻撃への対処方法として意思統一しきれなかった場面もみられました。いずれにしても、きびきびしたとっても良いチームです。夏まで2カ月。がんばれ!柏高。「米峰突兀雲を抜き~」の校歌をグラウンドで聞かせてください。OBより。

5月5日(土)柏崎市 佐藤池球場
(1)村上桜ヶ丘  対  中越
        (2-9)8回コールド
 ※風が大きく響いた試合。ライトは向かい風、レフトは追い風。打力に勝る中越は3本塁打(いずれもレフトオーバー)、他のチャンスでもライト前にポテンヒット。打球音と角度でいったん下がりかけたライトが慌てて前進するもスパイクが芝にかかり転びかけて届かないという打球が2度くらいあったような。桜ヶ丘も毎年良いチームを作ってきますが、今回は中越が圧倒しました。また、中越は鈴木前監督も観戦していました。現役時代の恐ろしいほどの気迫とオーラも、今ではすっかり野球好きのおじいさんの表情です。ニコニコ野球を楽しんで観ておられるようでした。そんなにジロジロ見ていたわけではないので多分ずっとそうだったと思います。

(2)新発田商業  対  長岡大手
        (1-8)8回コールド
 ※中越 鈴木前監督の息子さんで柏崎高校と県央工業で甲子園に出場した鈴木監督率いる大手高校。8回高々打ち上げられた打球が風に乗ってスタンドイン。コールドゲームになりました。新発田商業も序盤までは競った試合を展開していますので、打線に粘りが出てくると楽しみなチームです。

(3)糸魚川    対  五泉
        (6-4)延長10回
 ※2年生投手の継投。バッテリーも2年生。先発左腕10番の選手は球威があり、変化球でカウントもとれるようです。2番手11番右サイドハンド投手もしっかりと絞めてくれました。印象としては、糸高が勝負どころでヒット一本がでず、また、守備に乱れが出て追いつかれた展開と感じました。準々決勝は関根学園に敗れたとのことですが、夏が楽しみなチームです。五泉も毎年良いチームを作ってきます。

5月6日(日) 長岡市 悠久山球場
(1)日本文理   対  上越
        (10-0)6回コールド
 ※先発は1番鈴木。昨夏、甲子園で先発。球は速いがコントロールが…という印象。でも秋1番を背負った新谷投手が9番になっています。試合前の外野でのキャッチボールを見ているだけで、「球、はやそ!」と観戦仲間と盛り上がりました。案の定、140キロ代中盤も出ており、twitter情報では、新潟県内では初めて150キロを計測したとか?文理はキャッチボールからして他のチームを圧倒。外野からの返球はすべての選手が山なりの返球ではありまえん。グラブさばき、とってから送球までの早さ、コントロールの正確さなどずば抜けていました。先攻の文理、いきなり先頭の米山選手がレフトへ本塁打を放ちます。4回にも2本目をレフトへ、そして、7回、代打の山田君がもう一本。上越高校も鍛えられたよいチームだと思いましたが、それでもこれだけ一方的な試合になるところ、文理の実力はもっとも甲子園に近いチームであることは間違いないようです。そういえば、DENAに行った飯塚投手も3年の春の大会、対北越戦を観戦しましたが、球威は鈴木君が上を行っているようでした。これからが楽しみです。

(2)加茂暁星   対  新発田
        (4-1)
 ※7回まで1対1のままで膠着状態。8回は両チームとも中軸に回ってくるので試合が動くのではと思っていましたが、案の定でした。四死球が絡んで1死満塁。攻める暁星は6番長身の右打者目黒君。ボールが先行し、2ボールから見逃しとファールで2-2。次の球が直球が外れて3-2。これまですべてストレートが続きます。最後は高めの球に差し込まれたようなスイングでしたがレフトオーバー、走者一掃の2ベース。4番に0-2から内角直球がデッドボール。5番には初球の変化球がインコースに抜けて2者連続デッドボール。これが伏線となり、変化球が使えなかったのでしょうか。一本調子になってしまったところを打たれたのかなと思いました。もちろん、新発田も8回はトップバッターからだったので反撃のチャンスだったのですが、1.2.3番が三者凡退で、9回です。スリーベースと四球で1死1.3塁のチャンスを迎えます。しかし、後続が三振、セカンドゴロに倒れ試合終了。あと1球粘って四球でもいいから塁に出れたらという場面も作りましたが、暁星の投手陣も立派でした。


観戦した11試合中7試合がコールドゲームでした。少子化の影響って、野球人口の減少って…
公立高校は、選手18人がそろわないところも多いようです。
今は、応援の方法も確立されていて、試合前のエールの交換や応援合戦も女子マネジャーがやっているチームも多くありました。
私が選ぶ夏楽しみなチームですが、観戦した中では糸魚川高校を推したいと思います。
スコアブックに応援の声がひときわ響くと書いてありました。2年生投手の成長に期待します。
守備も堅く、若いバッテリーや2年生レギュラーを3年生が支えているのでしょう。
実情は分かりませんが、きっとそうだろうと想像しています。
夏まであと2カ月あまり。高校野球は、ここからの伸び代が大きいし、このワンプレー、この1試合にかけるチームもあるので、大番狂わせが起こることもシバシバです。
準決勝と決勝は観に行けないので、ネット情報を収集です。

そういえば、今年の招待野球は東海大相模が来ます。これも楽しみ!


高校野球 春季大会

2016-05-08 08:31:13 | 野球
佐藤池球場

長岡工業高校対開志学園 6-3

新津高校対長岡商業高校 8-2

2試合を観戦。
1試合目は今シーズン2試合目観戦となる長岡工業の試合。
左と右横手投げの2枚看板。
雨が降り途中中断を挟むなどコンディションは最悪の部類。
途中まで接戦でしたが最後、長岡工業が突き放した試合。リリーフの右横手の投手は、スライダーがよく、相手打者がくるくる回っていました。
一方、開志は、本塁できわどい判定のアウトや雨でストライクが入らず二人走者が出た後の中断など若干、開志学園は不運な面もあったと思う。
やはり、フォアボールが少ないといい試合になると実感。ストレートはもちろん、変化球でストライクがとれると安定する。
開志学園は、シード校村上桜ケ丘を破って波に乗っていました。右の本格派が2枚。どちらも球威があって、夏の大会が楽しみです。

2試合目
新津高校は、打線がなかなかよいようです。2番手、3番手の投手がいればなおさら選手層が厚くなるように思います。
ベスト8まで勝ち残り、夏の活躍が期待でそうです。
ここから夏までどれだけ伸びるか。
昨年の小出高校とタイプは違いますが、楽しみなチームです。


夏の大会では打者がレベルアップするので、投手のスタミナや2枚目、3枚目の投手の存在が欠かせません。

日本シリーズ第6戦

2013-11-02 22:40:48 | 野球

楽天が2点先制した時は、勝負がついたと思い、テレビ見るの止めてました。

それがどうでしょう。おわってみれば4-2で巨人が逆王手。

これまで1戦目に勝利した先発投手はすべて2戦目負けているので、そうやって考えると、杉内、美馬となれば、第3戦に投げ合った者同士。勝敗は巨人と読んでるよ。

さて、私は6.7戦で当初、星野監督は勝負をかけると考えていた。則本、田中で行けば、間違いなく二つはとれる。

しかし、予想に反して第5戦で則本がリリーフに回りました。しかも勝利したものの村田に同点ホームランを打たれるなど、想定外の出来事が起きたと思います。

当然、早く勝負をつけたいと思うだろう。でも、大駒2枚あれば、むしろ、星野監督はじっくりと勝ちに行けばよかったと思う。

原監督にしてみれば、田中が出たところで万事休すを覚悟したことだろう。ただし第2戦でも投げ合ったこの二人。アンラッキーな失点で巨人が敗れたが、実質的には同点で最終回まで言っていたと考えて間違いないだろう。

だから僅差の展開になればチャンスありと踏んでいたことだろう。

また、ようやく打線にあたりも出てきたみたいだから、いい感触をつかんでいると思う。

いよいよ最後の一線。原監督も勝利監督インタビューで、「世紀の一戦になる」と興奮気味に語っていました。素晴らしい試合を期待したい。


巨人の2勝は不思議な2勝

2013-10-30 23:24:13 | 野球

以前、ノムさんが「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というようなことをおっしゃっていました。

巨人は先発陣がピリッとせず、というか、初戦、2戦はそこそこ抑えていたわけですけど・・・

救援陣も何となくピリッとしない。ようやく、マシソンが少しよくなってきたかなって感じ。マシソンが2イニング、山口が1イニングで西村に出番なし。

西村は短期決戦ではやや勝負弱いんだろうか。原監督の采配はそういう意味なのかなって解釈していますけど。

今日も、残塁に次ぐ残塁。ヒット数から行けば楽天が大差で勝ってもよかったわけですが、楽天も今日の投手陣はピリッとせず危険球退場が合ったり、四死球やエラーまであったわけだから、1点差勝負ではなくて、巨人が大差をつけて勝っていてもおかしくない展開なのだが、上記のように巨人はタイムリーが出てもそれが続かず残塁の山。それでも勝っているんだから、楽天の選手たちの経験のなさも巨人に若干有利に働いているのかもしれない。

どちらが先に王手をかけるのか。楽天は最後、ホームで2試合を残しているし、これから、則本、田中と言う絶対的エースが控えているから、巨人は最少失点に抑えて、打線が何とか点を取ってくれないと厳しい展開になるだろう。

明日は内海、辛島の投げ合いになる。則本を1日遅らせるのは、万全の状態で6.7戦を確実に取るという星野さんの計算だろう。7戦までもつれれば、楽天、6戦目までで勝負をつけられれば巨人と読んだ。

楽天の方が挑戦者であり、絶対的エースを要していることを考えれば、余裕があるという状態でなくても、精神的に優位に戦えるのではないだろうか。