平成22年5月16日(日)19:30~柏崎市産業文化会館で開催された秋吉敏子ソロピアノLIVEに行ってきた。
基本的に音楽については、さっぱりわからない私ですが、歴史的価値を重視している。
1929年生まれの秋吉さん、オスカー・ピーターソンに見出され、1956年(だったと思う)に渡米。バークリー音楽院で学びながらアメリカで活躍することになる。
そんな偉大な人が柏崎に来たので、楽しみにしていた。
JAZZは若干のアルコールを身体に入れたところで、聴くのが最高の贅沢だと考えているので、産文のロビーで缶チューハイを一杯引っ掛けて会場入り。
そして、いよいよ19:30になり開演。
80歳を超えているが、歩く姿は若々しく見えた。
演奏がはじまると、あっという間に引き込まれた。
ただ、非常に残念だったのは、私、ものすごく鼻が詰まっていてとっても苦しかったこと。
私は、過去2005年、2007年に新潟市で開催された100ゴールデンJAZZピアノで秋吉さんの演奏を2回見ている。
特に2005年に演奏されたテンパス・フュージットは大好きな曲で、今日ひょっとしたら演奏してくれるかもと期待していた。
MCでは、バド・パウエルに影響を受けたこと。非常にたくさんの曲を書いた人で・・・
映画「ラウンドミッドナイト」のモデルになったといわれているが、フランス時代の彼との想い出を語っていた。
最近はあまり演奏されてないみたいだけど、テンパス・フュージットを演奏します。マイルス・デイビスなども過去には演奏していましたというような感じで紹介があった。
秋吉さんのMCでは、いわゆるJAZZジャイアンツたちとの思い出なども話しており、この人は本当に偉大な人なんだなぁとつくづく感じました。
ディジー・ガレスピーといろんな巡り会わせがあって、よく競演したこと。
チャーリー・パーカーやオスカー・ピーターソンなどいろんな人の話がでてきた。
あっという間の2時間でいよいよ最後の曲が終わりました。
会場はアンコールを待つ拍手!
舞台袖から花束をもったスタッフが手渡すと、それをステージにおいて、「本当だったら、いったん舞台から引っ込んででてくるんですけど、面倒ですからこのままやります。」
会場は、笑い声が・・・・
とにかく楽しい2時間でした。