と言うより、リスクマネジメントの問題か。
今日はある老人福祉施設(デイサービスセンター)のお粗末で飽きれた実態を伝え聞いたので、自身への戒めや教訓の意味も込めてここで語ることとしたい。
ある施設のある職員が利用者を迎えに行き、お宅から送迎者に行く途中に、車いすを転倒させたそうだ。その利用者は頭から地面に落下し、おでこにコブを作ってしまった。
どんな介助をしていたのか、資質を疑うものである。
実は、その利用者は脳の疾患があり、強い衝撃で病気が再発するリスクがあったにもかかわらず、その職員は、他の利用者の送迎で数件回ってから施設に戻り、そこから病院に向ったとのこと。
その神経もわからないが、その後まともに謝罪もせず(一応、ご家族には謝ったようであるが、とても謝罪と言えるものではなかったらしい。誠意のかけらも感じられなかったのでは・・・)、直属の上司もほぼ放置に近い状況だったそうな。
施設にも当事者にもその上司にも苦情を言ったが、当事者は自覚が足りず、上司は全てを部下の不始末と片付けていたのだろうか。
普通の感覚だと、日中の出来事だったので、夕方再び電話で様子を確認するなどすることが普通なのに・・・
今後、怪我を要因とした病気の再発が懸念される。
正直、この話を聴いての感想。あきれたの一言に尽きる。一度失った信頼を取り戻すことは難しいだろう。当日の対応さえ間違えなければ、もっと違った展開になったことは想像に難くない。
一つわかったことは、あの施設には下から上までプロがいなかったと言うこと。
私もこのことを教訓として、プロの職員、尊敬に値する上司になれるよう努力していきたいと思う。