2012年・・秋。
今年も錦秋の京都へ行ってまいりました。
気温が急激に下がったために例年よりも一週間ほど早く彩りを始め
近年には珍しく美しい紅葉が楽しめるようです。
昨日は京都市の北区にある上賀茂神社を訪れました。
この辺りはまだまだこれからがピークのようですが、
何色にも色を織り込んだようなもみじは、
思わずため息がこぼれるほどの圧巻でした。
京都で最も古い由緒ある神社です。
赤い朱塗りの楼門。
中門のあるこの中に本殿や末社土師尾社などがあり
撮影は禁止となっています。
舞殿(橋殿)前に植えられたもみじが、ひときわ赤くてとても見事でした。
境内はとても広く、一ノ鳥居から続く砂利道の参道の両側は、一面が芝生となっています。
ここでは毎年5月5日に賀茂競馬(かもくらべうま)という馬の競技会が行われるそうです。
境内の右手側には「ならの小川」と呼ばれる御手洗川が流れていて
この辺りも来週にはピークを迎え見事だと思われます。
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりけり
百人一首にある藤原家隆卿の歌にも詠まれています
しっとりとした情緒の中に朱のもみじが燃えています
参道脇に続く柵に覆いかぶさるように色を成した紅葉は
まるで重ねの色目のようです。
二ノ鳥居に向かう参道は朱塗りの柵が続きます。
紅葉狩りのお約束コースの東山(清水寺方面)の混雑は半端じゃなくて
三条京阪あたりでランチを食べた後に行こうとしましたが、
渋滞に巻き込まれて諦めました。
ここは京都の北、鴨川沿いのこの辺りは華やかな祇園や東山辺りとはまた違った
大人の落ち着きがあって市内の中でも好きな地域です。
さて来週には紅葉のライトアップで東山辺りをリベンジしてきます
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