春はまるで浅き夢のように・・気づかぬままに訪れていつのまにか消えてゆく
悲しみに肩を落としているあなた
不安に押しつぶされそうなあなた
側にいてあげることは出来るし、
涙を拭ってあげることもできるけれど・・・
あなたの人生を
誰かに代わって生きてもらうことは出来ないことを
わかってほしいと思うのです
あなたの人生は
あなたの歩幅でしか歩けないし、
未来行きのその搭乗券も
あなたでなければ乗れないのだから・・
いつか誰かが突然現れて
あなたを幸せにしてくれるなんて夢物語は
もう終わりにしましょう
*
自分がしてもらいたいと思うことを
自分から誰かにしてあげる
自分がされたら嫌なことは
自分も人にはしない
誰かがしてくれるのを待つのではなくて
まず自分でやってみる
自分が言われて嬉しい言葉を
自分から言ってみる
誰かに嫌なことを言われた時は
自分も相手に嫌な思いにさせていなかったのかを
思い返してみる
*
20代の頃には全く見えなかったものが
年を重ねる毎に少しづつ見えてきます。
若い頃には、気づきもしなかったことが
実は大事なことだったんだと
今になって恥ずかしく思うことも多々あります。
霧中から抜け出て
視界が開けて見通しはよくなったけれど
それと引き換えに、
すべての事から
目をそらすことは出来なくなりました。
生きることの意味が
少しづつ解き明かされてくると
自分ではどうにもならない
人の世の儚さを思い知らされることもありますが、
それもまた
ゆるりと受け入れて
生きてゆくのもいいのかと。。。
*
その悲しみや不安がどこからくるのかは
きっと
あなたにしかわからないのだろうけれど・・
今はただ
まずその場所から立ち上がって
ゆっくりでいいから
最初の一歩を踏み出してほしいと思うのです。
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