
「料理はリラックスして食べるものだから。緊張させるラーメン屋のオヤジとか、緊張させる頑固な寿司屋のオヤジとか、ああいうの大嫌いなんだよ」。と言ったのはタモリさんだが、その意見には賛成だ。たかだかラーメン屋に「巧」なんて言葉が使われるようになったのはいつの事だったろうか?そんな所謂、庶民食の高級化は、おそらくバブル期辺りだろうが、その「巧」に職人の粋が感じられないのは、お客さまがあっての商売なのを忘れてしまっているとしか言いようがない。世知辛い世の中である。嘗て歌手の三波春夫さんは「お客さまは神様です。」なんて言ったが、これこそ言葉の独り歩きで、その当人は「お客様の上に、まるで神様が居るような気持ちで歌える事を感謝して歌っている。」と言うのが真相だ。しかしながらその言葉がモンスターを各所で育てる事になる。「ペアレンツ」然り「障害者」然りで、何とも残念な事である。大体、そんな人は物理的に考えても誰しも無理な事に無理を言う。だからモンスターなのだが、「それにしても?」なのだ。つまり常識の範疇を越えている。即ち只の迷惑な人だ。そんな人は、結局は親の教育てな事になるのだが、それに拍車を掛けて学校でも生徒を怒れない先生だ。昔はまだ教育現場にも開放感があったのだが、いつの間にか隠蔽体質になった理由も知りたいものだ。生徒を野放しにしているから、尚更に生徒を守らないのも、旭川市の中学校であった「旭川女子中学生いじめ凍死事件」なんて事も起きる。これは世の中の負の部分と言おうか、それらの全てがマイナスに作用したとしか思えないのだ。それが特亜諸国にも似たような状況が起きている。昨日もミサイルを発射した北朝鮮。どんどん日本に対して付け上がる韓国やODAで肥え、あんなになってしまった中共政府にも言える事だ。政府は「日韓通貨スワップ」再開を調整しているようだが、これは妥協と言うよりは忖度としか言いようがない。それと言うのも、あちらが日韓関係の修復に向け、動き出したので、その結果を見越して「忖度」をしたとしか思えないのだ。
その事実は「動き出した」と言う具体性のない期待が元になっているのだろうが、それでは安倍内閣時に付けた「日韓問題」の折り目が台無しにされ、凶弾に倒れた安倍晋三氏の総理時代の功績がパーだ。思えば現総理の岸田文雄氏は、外務大臣時代から韓国には甘く、殆ど「わざとだろう?」と思える事ばかりをしていた。そんな人が総理になったのだ。だから現在の、この有様は予想が出来た事なのだ。これでは元総理の安倍氏も、自民党を支持した国民も不憫である。「民主党政権」時代は、国家財政を国の「埋蔵金」を発掘して充てる公約をしたが、実はその埋蔵金は国民から搾取した税金だったと言う事である。だから民主党政権後期には、それに気がついて増税となった。つまり「如何に国民から搾取をするネタを作るか?」が課題なのだ。しかしながらその自民党政権も「悪夢の民主党政権」時代は緊縮財政を批判し積極財政(財政出動)を提唱していたのだから「今はなんじゃい?」としか言いようがないのだ。岸田総理は衆院解散を否定したが、確かにこの状態で選挙をすると議席に大打撃を与えてしまう。たぶんそんな思考だろうが、(日韓問題に加え)こんな事ばかりをやらかしている現状では、岩盤層と言える保守層の有権者からは見捨てられており、別に解散の時期は大して関係はないだろう。もうその層からは見限られているのだ。だが岸田総理は、そこに気が付いているとも思えない。

日韓通貨スワップ再開で調整、月内の閣僚級対話で協議=政府筋
https://jp.reuters.com/article/japan-rok-currency-idJPKBN2Y014I
北朝鮮から2発の弾道ミサイル EEZ内に落下か【詳報】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230615/k10014100531000.html
【速報】岸田首相“解散見送り”表明 なぜきょう? 決断の背景は
https://news.yahoo.co.jp/articles/87159fbe651525da050d7ef8a457d8b9915540e7