
さてタモリさん曰く、「前を向いて歩いてたって、つまんないよ。後ろを振り返った方が『あれが楽しかった』って楽しいよ」と。こちらは一見、後退する表現だが、良い思い出のある人は、「たまには良き日を回願するのも良い」てなものか?だが精神的に本当に大変な時は、また良い日もあると思って、嘗てを思い出してみるのも別に良いと思う。そんな事を思うのも、それだけ「自身が歳を重ねた」言う事だが、誰にだって良かった時代はあるものだ。さて今日は休みだが、朝からしていた事は、正に回願で、家庭の記録映画の編集をしていた。それでネタ用に写真や8ミリフィルムから映像を取り込むのだが、そこに写る亡き父や親戚が懐かしく、つい見入ってしまう。しかしながら作業は細かく、特に説明字幕の打ち込みが大変なのだ。老眼なので尚更だが、父の一周忌までには「何とか、第一部位は仕上げないと?」と躍起になっている真っ最中なので、色々とフル回転で作業をしている。最初はコンテ位は書こうと思ったのだが、結局は頭に浮かんだものを具体化をする事を優先して、ダメなものは即座に切り捨て、サッサと作業を切り替えている。幸い、元々は映像関係の仕事なので応用が利くのだ。そんなこんなでクロマキー合成も独自の技術でやっている。使っている編集用のライティングソフトが安物なので、機能が万全ではないので、説明の通りにすると、それ系の仕事をしていた小生には、レベルが合わないのだ。何事も創意工夫が必要だ。いつも通り、休みの日はblogの更新は寝るような時間だが、その後でも出来る作業をしよう。そんな感じか?今更ながら、子供の頃に観ていた「帰ってきたウルトラマン」の隊員に岸田文夫と言う者が居たのを偶然知った。(何と一字違い。)つまり放送時には隊員の名前までは大して気にしていなかったと言う事だ。よくある事だ。
岸田文雄氏が新総裁になられたとか。私のアイコンでもある帰ってきたウルトラマンの岸田隊員も下の名前「ふみお」なのよね。 pic.twitter.com/CA1izEe5qR
— おタケさん (@kIAqFcnrXugqX7X) October 3, 2021
竹中平蔵が絶望「文句ばかりで自分のことしか考えられない…これが今の日本人の姿なのか」
金持ちを貧乏にしても、貧乏人は金持ちにならない
https://news.yahoo.co.jp/articles/1140cb80dd34b0304b72ea12bf89faa3e27ce875
破たんした小泉「構造改革」 社会と国民に何もたらした
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2009-02-20/2009022008_01_0.html

此処で、日本の庶民の暮らしをどん底に落とした竹中平蔵氏に関する記事だ。この辺の批判は日本共産党が、なかなか的を得ているのだが、「何故、批判をされるのか?」が解る記事だ。題して【竹中平蔵が絶望「文句ばかりで自分のことしか考えられない…これが今の日本人の姿なのか」金持ちを貧乏にしても、貧乏人は金持ちにならない】とある。この時点で、「そりゃあ批判されるわ!」だ。みんかぶニュースコラブによると「経済学者の竹中平蔵氏が日本の長い経済停滞「失われた30年」を作ってしまった日本人について語る。「かつて日本人にあった『辛抱強さ』はなくなり、文句ばかり言う国民になってしまった」。竹中平蔵が絶望を語る」と。その上で「また、この世の中でどうやってスキルアップしていくのか、お金持ちになれるのか、も説明するーー」と。さてこの人は「痛みに耐え」の【小泉構造改革】の張本人である。なのでその人が「かつて日本人にあった『辛抱強さ』はなくなり、文句ばかり言う国民になってしまった」なんて言うのは、自身がやらかした事への弁解にすらならない。そこでしんぶん赤旗からだが、その竹中氏と共に改革推進派だった中谷巌なる人物が、後年、「懺悔の書」なる書を書いている。ちなみに中谷氏は「小渕内閣の経済戦略会議の議長代理として「構造改革」の提言をまとめた中心人物です。竹中氏も同会議のメンバーの一人でした」との事。記事を引用すると「中谷氏は自著『資本主義はなぜ自壊したのか』のなかで、「一時、日本を風靡(ふうび)した『改革なくして成長なし』というスローガン」にふれ、「新自由主義の行き過ぎから来る日本社会の劣化をもたらしたように思われる」として、「『貧困率』の急激な上昇は日本社会にさまざまな歪(ゆが)みをもたらした」と指摘。「かつては筆者もその『改革』の一翼を担った経歴を持つ。その意味で本書は自戒の念を込めて書かれた『懺悔の書』でもある」と書いています」と。つまり現状を認めているのだ。そこで竹中氏の開き直りとも取れる指摘だ。みんかぶニュースコラブによると「失われた30年といわれる経済停滞期から日本は抜け出しておりません。それは端的にいえば日本の生産性が上がらなかったからです。これは、岩盤規制で経済成長を阻害した政府、現状に甘んじてビジネスモデルの変革に対応できなかった企業・経営者の問題と認識されがちですが、日本人(個人)の問題もありました」と。然もその理由を「自分が頑張らなくても誰かが解決してくれる世の中に日本はなったからです」。と断言しているのだが如何なものか?日本経済の基本構造を崩壊させた張本人が、いけしゃあしゃあと言うのは気分が悪い。岸田内閣がしている事も、結局はそこにある。勿論、竹中氏はまだ政府に関わっている。こりゃ駄目だ。次回の衆議院選挙は、どれだけ自民党が国民から見捨てられたかが解るだろう。