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「仕事も何でも「反省はしない」「反省ばかりしてるとバカバカしくてこれから先、やっていけない」「過去を振り返らない」」。こちらもタモリさんの名言だが、賛否はともかく、常に前向きな姿勢であれば、事は前に進むと言うものなのだ。そう思うのだが如何なものか?さて父の一周忌に向けて編集をしている「家庭の記録」映画は、何とか落語で言えば枕が終わった処。つまりネタはこれからだ。過去と現代を結ぶネタだ。そこで選ぶ写真や8ミリフィルムによる動画を元に編集をするのだ。今更ながら発見する画像や音声も懐かしく、その都度楽しいものだ。コンテは結局書かず閃き優先だが、だから自由も利く。現在は、35ミリ(の映画)フィルムで言えば、標準巻きの一巻目が終わった処。その尺では、何とか6巻位で仕上げたい。(40分程度)フィルムのテレシネも場合によってはやり直しをする物もありそうだ。昨日、Amazonに注文した半固定抵抗が届いた。その部品交換をするカセットデッキの用意も済ませた。作業をする時間を何処かで空けよう。昨日にようやく、父が亡くなる直前に買ったレコードを聴き終えた。何となく引っ掛かっていた事なのでスッキリした。
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さて「巷では?」だが、芸能界では女優の広末涼子さんのW不倫やらで騒がしい。それで「市川猿之助事件」の印象は、かなり薄くなったと思う。しかしながら、それよりも心配なのが、沈没したタイタニックの見学ツアーで行方不明になった潜水艇が「今後どうなるのか?」だ。水中からものを叩く音は聴こえているようだが、そもそも何の通信手段が無い事が、余計に絶望的な現状を招いたとも言えないだろうか?その時点で無茶なツアーだ。これでは昨年に起きた「知床遊覧船沈没事故」と大して変わりがない。尚、その潜水艇は、5年前に開発担当者から欠陥が指摘されており、その指摘が情報漏洩だと、会社から訴訟を起こされ、欠陥を指摘した開発者が、その会社から解雇をされている。知床遊覧船の沈没事故も、安全性よりも売り上げで、ベテランの船長や船員が解雇されて、まもなく起きたような事故だけに、これは人災だろう。タイタニックの潜水艇ツアーには、欠陥の指摘者をクビにしたお偉いさんも乗船していたそうなので、それこそ目も当てられない。不憫だが自業自得だ。無事に救助されれば良いが?此処で教訓だ。機械やコンピュータは、使う人が間違えば、その結果通りになるものだ。
行方不明の潜水艇、どんな人が乗っているのか 酸素の残り30時間に
https://www.bbc.com/japanese/65969857
不明潜水艇、5年前に欠陥指摘 訴訟記録で明らかに
https://www.afpbb.com/articles/-/3469101
息子溺愛、老老介護疲れ… 猿之助事件の背景に「歪な母子関係」か(デイリー新潮)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ef51cc0b8796537cda0ab05146d2bbcd63a984f
快楽亭ブラック 市川猿之助宅で起きた事件の背景を詳しく解説「騒動を起こす家系」
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/264330?page=1
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さて澤瀉屋の近況だが、女性週刊誌では、やたらと市川中車(九代目)がバッシングを受けている。とにかく「何もかも駄目」みたいな論評だ。しかし現状では、この人が支えないと、次世代の猿之助の襲名に響くだろう。そこで評価が高いのが、代役を務めた萬屋の評価だ。しかしながら、その手の女性週刊誌は梨園に疎く、屋号と名字、芸名がゴチャゴチャで、別の屋号の者が名跡を継げるような文章を目にする。「知識がない」とはそう言う事なのだろうが、文屋として恥ずかしいと思う。つまり記事の正確性に欠けるからだ。そこで現状だが、事件の当事者である猿之助(世代目)は、既に容疑者である。だが逮捕状がなかなか出ない事が不思議だ。なので容疑者とも言えないのだろうが、その辺が進んでいるようにも思えないのは、何かしらの「圧力でもあるのではないか?」と穿った見方をしてしまう。事件に関しては、まだ何も進んでいないのは事実である。大物の歌舞伎俳優が亡くなっているのにだ。