これ何かわかりますか?
裏側は
こんな感じ
二つのパーツに分かれます
大きい方をひっくり返して組み合わせるとこうなります
もうわかりますよね?
斜めからだとこう
モデルに座ってもらうとこんな感じになります
これラウンジャーって言うローチェアなんですが
ブルーリッジや
バイヤーが有名らしいです。
キャンプにリビングに活躍する椅子なんですが人気すぎて現在入手困難らしく
メーカーでも製造していない?らしいです。
しろくまがラウンジャーの存在を知ったのは最近なんですが
構造的には日曜大工ができれば作れそうなので
余っていた木材とロープを使って作ってみました。
図面があるわけじゃないのでネット画像見ながら試行錯誤・・・
座面・背面素材には色々な種類があるらしく
座面も背面も木材の物・座面は木材背面はキャンパス生地・座面も背面もキャンパス生地のグライダーという物・・・
長時間座ること考えると座面に木材は却下。
そこで座面は以前から気になっていた渡辺力氏が作った名品『ヒモイス』を参考にして金剛打ちロープを縦に張りました。
横も張りたかったんですが張ると組み合わせて片付ける事が出来なくなってしまうので張ってません。
ロープなんで食い込みそうなんですがパンツ一枚で座っても食い込んだりして痛くなったりはしません。
痛がりな奥様が座っても平気でしたからほとんどの人が問題ないはずです。
背面素材はナチュラルカラーの帆布8号を使用し、専用釘で固定。
本当は背面もロープ張りにしようと思っていたんですが意外にロープが高いのとメインフレーム材が硬く穴あけが面倒くさそうだったので止めました。
オリジナルですのでサイズなんかも変えられる訳で
背面の高さも横幅も市販品より10cm程度大きく厚みは板を張ってないので6cmと薄くなってます。
運搬には不向きになりますが自分のサイズを考えるとこの位大きくないと体を預けられないと思ったからです。
一見前のめりになりそうな構造ですが試行錯誤で角度を変えたり足の長さを変えたりして倒れなくなりました。
座って足を伸ばしてバタバタしても前には倒れませんよ
自分サイズに合わせといてなんなんですが、実はこれ奥様の誕生日プレゼントなんです
最近連休は車中泊で出かける事が増えてきたんですが、自分用には20年近く使ってるノースフェースの3脚チェアがあるんですが奥様には椅子がないんです。
同じ物は現在販売してないので他に何かないかと探してたらラウンジャーに出会い作成するにいたった訳です。
最終的にかかった金額は
帆布が約600円と木材の端材がカット込み140円、木ねじと専用釘が約300円でトータル1000円ちょっと
メインのフレーム用木材やロープは持っていたので安く済みましたが
ゼロから作っても5000円でお釣りは出ると思いますのでお時間がある方は子供の頃に戻って作ってみては?
感想としては大満足作る前に沢山ラウンジャー関係のサイトを見ましたがロープ張りは見かけなかったので世界で唯一のラウンジャーになったと思います。
次はグライダーでも作ろうかしら?
でも何かを作ってる時は集中できて楽しいです。
すごい