ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

鮭釣りの来ない釣り場

2012-09-20 11:23:58 | 釣り
今週末は、黄金道路の庶野からフンベまでの区間で行われる札幌中央支部の全道大会予選、交綸会会員にとっては例会を兼ねている。この範囲でいい成績を納めていない。朝満潮の逆潮になる。まだうだるような海水温の海で何が釣れるのか、何を釣ればいいのだろう。1尾身長プラス10尾重量の審査法で順位を決定する。アカハラは重量のみの対象。

アブは、望みが薄いが、カジカはトーベツカジカを除いて審査の対象になる。アカハラや身長の対象にもなる細身のシラミカジカが釣れる場所が、一つのポイントになるだろう。多分、その狙い場所は、減気玉がわんさと固まっているだろうから、目を離した隙に竿がいっぺんに海中に引きずり込まれていくことだろう。散歩に行けないし、居眠りもできない。

満潮には磯ゴミを連れて潮が込んでくるので、場所選びも難しい。さらに、音調津など川の両岸はサケ釣りでさぞかし賑わうだろう。音調津や目黒などの防波堤でもサケ釣りが徹夜で場所取りをしている。鮭釣りの人たちが来ない場所を念頭に置いて入漁場所の候補を決めて行こう。

鹿は来ても熊が来ない、サケ釣りが来ないが魚はいそうな、満潮でも釣りのできる平磯や堰堤、漁港内になるだろう。庶野漁港近辺、咲梅近辺、ウエン別にオンコの澤、日勝岩崎から岬までの浜、ルベシベツ、モイケシ、フンベなど釣り易い場所を探そう。うねりの上がってくる岩場は私には無理だ。無理をしない為に雨が降らないなら長靴で行く積りだ。

ガン玉錘を細工する

2012-09-19 11:25:43 | 釣り
今回のうねりと磯ゴミの中での投げ釣りで不思議とコンブや藻の切れ端の間をスルスルと上がってきたネット仕掛けは、がん玉ネットのストレートタイプでした。同じがん玉でも欲張り仕掛けは直ぐに消耗しました。ストレートでも、自在に曲がるのがいいようでした。ヘアードライヤーの横の仕掛けは実際に使用し帰るまで使っていたものです。写真1枚に私の苦心したノウハウが沢山入っています。そこのところは、こうしているよ、というアイデイアを教えて下さい。

がん玉錘で大事なのは、穴の大きさ。ビーズ玉や浮き玉にも言えることですが、中通しになりますので穴が大きくないと機能しません。穴の小さいのは、別の仕掛けに使います。H江釣り具で売っているプラスチック素材の黒い線。これを適当な長さに切って、両端の2センチ程をカッターで削いでサルカンをつなげるようにしておきます。

一方の端にサルカンを通して電気用ペンチで曲げて硬い熱収縮パイプ(黒)で仮止めをします。ヘアードライヤーで熱します。これだけでは不安ですので太い強い熱収縮パイプ(赤)で更に補強します。太めの蛍光パイプなどでも代用できます。バッファー用の浮き玉をがん玉の前に挿入しておき、がん玉を通した後はタコオーロラなどを被せた浮き玉(ペンチの横)を通した後に前の方法で閉じます。敬老の日に孫が送って呉れた絵です。上は、野球の傷が化膿して入院していた上の孫、下も野球で手の骨折から直った下の孫の絵です。二人の絵からタコベイトを使った仕掛けを連想しました。

この締めのサルカン部分はいろんなサルカンなどで変幻自在です。ゴミの多いところでは1本針だけですが、根がかりの少ない所では三方サルカンを使うと春名仕掛けに似てきます。ネットとの接続部分は根がかりの原因になりますので、サルカンをカバーする太めのビニールパイプ(写真のペンチの先)で覆います。紹介したこのパーツは何個か何種類か造ってビニール袋に針のサイズなどをメモ書きした紙片を入れ収納して持参すると、胴突き2本針仕掛けにも使えます。黒い線の長さは自分の感覚に合った長さがいいでしょう。エリモでは短めを使って、噴火湾では長めを使っています。上の絵や下の絵の色合いのタコベイトでも造ってみました。

減気玉にも元気を貰って

2012-09-18 08:50:19 | 釣り
台風のエネルギーは大変なものですね。干潮に向かってもうねりはいや増して恐ろしい位でした。沖から屏風のような白波が幾重にもなって日勝大和の堰堤に押し寄せました。同行したNさんは、シャワーだは、と喜んでいましたが、北見からの参加で竿を上げて寝てしまいました。私を心配して同行してくれたことに感謝して私は黙々と釣っていました。

船上げは沖から深みが続いていますので、コンブや藻の切れ端は、満潮に向かっての潮込みにつれて島状の塊になって釣りどころではありませんでした。この塊は、釣り人のやる気を無くすので3ちゃん命名の「減気玉」がぴったりです。

堰堤の上からよく見ると、減気玉が周りの磯ゴミを吸収して固まりを大きくしていくと、不思議なことに、ゴミの集積箇所が固定化して空いた場所が出来てきました。この隙間に狙って両天秤のアカハラ仕掛けでダブルダブルでうぐいちゃん達を上げることができました。減気玉も釣り場を作ってくれているのです。生き物がいないような底あれとうねりと濁りの中でも、うぐいが釣れると元気が回復します。

時に立派なコンブも上がってきましたが、不本意でもそのままにしておくと、密漁扱いされますので、すぐに海に返していました。釣り場のゴロは干したコンブに匂いが着くと売り物にならないと漁師が嫌いますので、海水をバケツですくってタオルでゴロ汁を吸い上げて清掃していました。コンブ干し場の片隅で釣りをする時の礼儀です。

敬老の日に

2012-09-17 18:00:22 | 釣り
釣りの翌日で月曜日は私が勤めのない日。敬老の日で皆も参加し易いと、高校同期の幹事会の反省会を兼ねて集まりました。中には敬老の日を祝ってくれる家族が傍にいないものも居り、願ったりのおしゃべり会でもありました。午前11時から気がついたら午後4時までよくぞクレーム言わずに置いて呉れました。Rホストのスタッフさん感謝しております。

自分の病気の話から話す内容は、墓の話、遺産相続の話と多岐にわたり、今後迎える老人の死までの覚悟や生活の知恵に及んでいました。勿論、ゴルフや釣りなどの趣味の話までもろもろに時間を忘れて馬鹿話を大声で話しているのですから、敬老の日でないと、ファミレスでは許されない腰の重さでした。

セットメニューのほかにプラスアルファで気を使っては居りました。65歳以上が人口の4分の1になっています。高齢者が集まるカフェなどもこれからは商売になるかもですね。メンバーの何人かはメンバーカードを造って定期的に家族で利用していますので、むげに断らないで優しく見守って下さい。喫煙ルームを造っていますが、じじばば歓談ルームを造って呉れることを望んでもいます。

釣り好きな仲間の作戦ルームなんかもいいですね。ゲートボールやパークゴルフなどのアウトドア以外に昼間に長居のできる空間がない高齢者の気持ちを悟ってやってください。高齢者用の女性専科のエステやトレーニングセンターがポツポツできていますが、口だけ達者な老人用のスペースは無いように思われます。「敬老の日」にお願いさせて貰いました。

9月のエリモは水温高く釣りにならない

2012-09-16 20:13:52 | 釣り
雨、うねり、ゴミに苦戦を強いられました。医釣会の9月は、日高側で行われることが多く、例年水温のせいで魚がいないを実感して帰って来ますが、今回も同様でした。向かいのO村さんの情報ではエリモは24度もあったということです。台風が沖縄近辺にいる時には、うねりにも注意が要ります。突然大きいが来ますので皆は慎重に釣ってきました。写真はうねりが少し落ち着いた朝の日勝大和です。

「9月は様似だよ」と言っていた釣童さん(前列中央)が、その言葉通り、様似の漁港内で37前後のアカハラを揃えて1009点で優勝しました。付き人の長嶋君(前列左)が40オーバーのアカハラを交えて1000点で準優勝でした。3位は下調べで第4降り場を探検してきた天崎先生が411のアブほかで940点(前列右)、同行したトチさん(後列左)が身長賞になるアブを交えて4位に入賞しました。日勝大和の堰堤でウグイに遊んで貰っていた私は、2点差で5位に入賞でした。

ゲストでバスに乗って頂いた堂上さんは、アカハラに40オーバーのカジカで1300点超で実質首位、ゲスト部門の優勝でした。岩見沢から参加していただいた仲俣さんまたの名は「鹿島釣狂」さんは、ゲストの準優勝でした。下見を兼ねて旭から近浦を歩いたようでした。お二人とも、ご苦労様でした。納竿会でまた会いましょう。

上の写真は、私の釣果。参加者の大多数はアカハラになりきっていないうぐいに攻められましたが、合わせづらく苦労したようです。アカハラ釣りの支度をしていない方が多く、私もチヌ8号やカジカS,丸セイゴ18号の針を使っていましたので20センチ台のウグイには参りました。例年より3度は海水温が高いエリモ地方、10月に入っても大変でしょう。鯉フェロモンが効いたのか、数は20近く釣りあげました。いつも忍ばせているアカハラ天秤で半数をあげました。食わせエサでは、塩いそめ味の素とエビ粉まぶし、を短冊にしたのが良かった。フェロモンとニンニクにえび粉をまぶしたアカハラの身にうぐいが着いたのもありました。

臨機応変に釣り場を選ぶ

2012-09-15 10:31:10 | 釣り
札幌は30度近くになっていても当地のエリモは水温はかなり低いだろう。ガスがかかって霧雨が降り、時ににわか雨にも見舞われるのを覚悟しておかねばと思っている。雨具は下は、胴付き長靴にして上は軽いのと激しい雨に耐える2種類を持参する。ライフジャケットとスパイクも要る。

様似で衣替えの時に雨が大粒なら雨除け、カミナリ除けの出来る場所に降りる。釣れるか釣れないかは、考慮しないっていうか、期待しないで行く。魚はいない、雨は降るという惨めな経験だけは豊富な方だ。大物を期待して気持ちが滅入ったり焦ったりするようでは、釣りに行った甲斐がないというものだ。

雨を避ける場所に入っても、荷物は雨に当たらないところに置いて、身は雨にさらし努力を続ける。ゴミの付かないところで定住して楽しんで来る。近くに大物を取りこむ階段があるといいな。第一投は1本針仕掛けで海を探る。磯ゴミの状況を把握したのちにネットや天秤を使う。ネットが使えない海の状況ならバクダンを近くに投げて集魚する。

コンブ干場の近くに入漁することも考えて、汚さない、ゴミを出さないように身エサもコマセも大きなビニールの中で扱うことにする。まだ水温が高く熱いから魚は水の出るところに遊びに来る筈、流木に注意してゴミのつかないところを探そう。明けて干潮になったなら、根境も見えるようになる。その時に根境にネットごろ仕掛けの爆弾攻撃だ。コマセバクダンとイカゴロをいくつづつ持っていこうか。

汗をかきながら針を結ぶ

2012-09-14 13:25:53 | 釣り
6月中旬から、9月初旬まで間、淡水釣りにアジ針の10号平打ちを3号のナイロンで100本以上結びました。暑い中で小さな針を扱うのは難儀でした。汗で針や糸が種々のものにふっついてスムーズにいきませんでした。今日は汗をかきながら、今週の釣りバスに一緒に乗って呉れる鹿島釣狂さん推薦のチヌ8号や金の丸セイゴ18号、カジカS、F谷さん一押しのフカセ15号などの大きな針を仕掛の分だけ結びました。

午前中、かかりつけの病院に行き来週の大学病院での定期点検の為に最近の採血結果を一覧表にして頂きました。再検査が有ったらと朝食抜きで行きましたが、ほぼすべて正常範囲でホッとしました。遅い朝食をとりながら、上原の投球を眺めていました。彼がアメリカに行って最高の部類の投球を示して呉れました。明日のダルビッシュも楽しみです。

家の中は30度を超えていますが、南向きの部屋なので太陽の光と熱い風を入れない為にカーテンを引き灯りをともしています。初校のゲラは、最後の部分を終わらせました。胸につかえていたものがすっきりして明日の医釣会の釣りに向かえます。50年以上近い付き合いの損保のKさんが、80過ぎたので次の方に引き継ぎましたと寄ってくれているところに、車やさんが車検証を届けて呉れました。車も何歳まで乗れるんだろうかとフッと考えました。

カミさんの友人が、私がずーと飲んでいるの、腸にいいからご主人にも飲ませて、と頂いてきた混合ジュース(黒い瓶)を今飲んでいます(妹からの留萌のトマトジュースと宅配ヤクルト400も一緒に飲んでいます)。がん仲間なんですが、抗ガン剤の注射を続けながら、ボランテイア活動に励んでいます。家でじっとしていれない!何かしていたいと言っています。明るく振舞っていても、身体の中を冷たいものが吹き抜けているのでしょう。

釣りの四悪

2012-09-13 18:55:31 | 釣り
これだけの雨が降ると、様似からエリモまでの日高海岸は大変な状況になっているだろう。日曜日も雨だ。流れコンブに混じって山からの木の枝やところによって木が流れ落ちて波打ち際に浮いているかもしれない。

台風が遠くにあってもうねりを伴って波は高く、干満の差が大きいので、引き潮も強いだろう。ゴミの浮島に道糸が絡まったならほとんどギブアップの状態で道糸を切らざるを得なくなることも起こる。実際、波打ち際で絡まった道糸の処理をしている最中に竿と一緒に身体も波にさらわれ亡くなった知人がいる。

ゴミに絡まると外すのが困難なPEラインは危険と思う。常に鋏を常備していなければ命取りになる。竿数も3本を扱うことが困難になるかもしれない。釣り場選択に大きな要素になる川や小川の川口。魚が集まるだろうが、ゴミも集まるので悩ましい。

今回の広い釣り場範囲の半分は崖の下。雨後で落石が多くなるところもあるだろう。防波堤の釣りが禁止の釣り会なので、時化を避けて、様似やエリモ港の岸壁では釣り味が落ちる。海水は濁って釣果は落ちるだろう。釣りの四悪の雨、風、時化、ゴミとどう向き合い克服するかが問われる。このようなネガテイブなことを想定してしっかりした雨具とライフジャケット必携で行く。

豊饒の海を造る

2012-09-12 11:31:01 | 釣り
皆が行くようになって、例の遠い岡の上の釣りエサ卸し店まで行って、ガソリン代に見合う買い物はコマセ爆弾だ。ゴロを中心に造ったもの(黒っぽい)とオキアミ中心のもの(上)がある。12ケの爆弾が1ケースでイカゴロの1ケースの値段なので、自分で色んなレシピで有効なものを造ってみて比較するとコストパーフォオマンスからまあ許せる代物だと思う。

ここら辺りが足りないな、と思う部分は自分で調合するしかない。私は、秋口は淡水釣りコマセ用の袋ものが沢山残っているので、適当な量を持って行って、フェロモンを混ぜ、釣童さん推薦のビニローブをはいて海水でダンゴを造って時間置きに寄せエサとして使う。何も寄って来ないこともあるが、努力しないと魚は来ないだろうと、豊饒の海になるよう演出する。

まだ暑いので、部屋中が異常な臭さになるので、9月中はこれで我慢しておこう。丁度手頃なイソメが入っていたので、多目に購入し塩イソメを造っている。新聞紙の上で調合されるのは嫌なので、ペットシートを使っているが、カジカマンさんは、ボナさん、その代わり消毒剤が入っているよ、という。

多めの塩で水出しをして、そのあと、料理人マリオさんのおすすめになる化学調味料(写真右の上の白いサラサラしたもの)でまぶしてから、粒子の細かいえび粉でまぶす。ビニール袋に密閉し遮光して冷蔵庫に保管する。ソーダカツオは、600g以上のものを、冷蔵庫の中でゆっくりと解凍してから、首をとり、3枚におろし、適当な大きさにカットし、ボウルに入れて血合いを絞って混ぜる。この際にニンニクグルテンも混ぜ合わせる。カツオをビニール袋に小分けしてから、ボウルに残ったカツオの血合いの中にアカハラを混ぜる。




釣り場に溶け込む

2012-09-11 22:11:28 | 釣り
エリモの崖下を外し、エリモ町より様似よりの9月は、40センチオーバーのアブが1本上がればおんの字と考えていきます。現場に到着してから午前4時頃の朝まずめまでに釣りの出来る場所を狙います。竿は2本、錘負荷は30号以上のものを持ちます。藻の成長に備えて竿先の太いものにします。道糸も7号にしていきます。

多分堰堤からの釣りになるでしょうから、大物に備えて振り出しのタモを持参します。えてしてタモを持たない時に、大物が着くものです。面倒くさがりですので、釣り座を開帳したなら動かない積りです。あせらない、あせらないを肝に銘じて居座ります。えりもの風景に溶け込んでしまうのです、満潮ピークの前後にあせって動くのは愚の骨頂と思っています。

着いた時には、アカハラやコマイが居るでしょうから、イソメを使って先ず5尾を小物で揃えてしまいます。藻の上に出るだろう上針は、小さめの針16号上黒丸セイゴ、しかしハリスは7号のフロロカーボンで結んでいきます。下針は、35号か40号のがん玉を使ったH名仕掛けを模して18号金の丸セイゴかカジカ針にします。ゴロを使えるように変化自在ハリスにしてみます。

もう一つのネット仕掛けは、モイケシでT花さんから頂いた仕掛けを模したもの、向かいのO村さんに頂いたのにも類似していますが、これを使います。この他、下針がゴロ用にした胴突き2本仕掛けと、1本針胴突きを持って行きます。まだ、リュックが背負えないのでキャリー必携です。胴付き長靴は履いて行きます、大物を迎いに行くときに要りますので。勿論、タカノハの釣れるだろう場所に入ります。マツカワと言われてもピンときません。