ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

噴火湾の釣り

2014-11-10 10:56:03 | 釣り
この10年近く、医釣会の納会は、時化の少ない噴火湾の八雲から森までの範囲で行われております。他の会は、ホッケを求めて日本海やカジカの大物を求めて日高海岸が多いようです。
噴火湾って、どんなとこ?と思っている方に、私が今度入漁予定している場所近くの写真をお見せします。出てくる海岸の順序は不同です。上の写真は、昨年、ハゴトコさん、やみいさんと一緒に入った石倉海岸。下は、そこから500m函館寄りの濁川右、遠景は駒ヶ岳です。


寒い時期に時化の海で難儀をするのは嫌になって、釣れるカジカやアブラコのサイズがせいぜい40cm前後と小さくとも、いくらか日高よりは暖かく、日本海のように時化ぱやくないので、選ばれたのでした。高速道路が伸びて噴火湾沿岸が精神的に近く考えられるようになったのも大きいと思います。12-13日と高速を使って仕事で函館まで出張してきます。

上は森港の潮汐曲線ですが、釣り場に着くころは満潮前後。その後、夜明けまで潮が引いて(潮位が50cm下がり)行き、一旦潮が止まってから竿上げ9時までは潮込みです(潮位50cm上昇します)。遠浅の海ですので、時化の後では、場所によってコンブの切れ端主体のゴミが潮込とともに襲来します(上の欄下の写真は、由追)。海岸線の特徴を捉えて釣らねばなりません。

帰りには、審査が終わってから納会の直会(なおらい、宴会のこと)です。噴火湾沿岸で予約してある温泉に入り昼食を摂るのが恒例になってきました。昼の宴会ですが、車の運転が有りますので、アルコール無しです。上の写真は、官軍に追われて逃れて来た榎本武揚ら旧幕府軍の上陸地点、森の鷲の木海岸です。

更新の時期

2014-11-09 15:43:29 | 釣り
今週末の医釣会の納会後は、専門医や認定医の更新に備えての充電の時期です。更新に要する単位が8単位不足しているのですが、5年に1度の更新ですので、油断していたきらいがあります。医療の進歩や問題点を学んだり、認定に関わる単位の修得には、住まいの近くで開催される北海道地方会に数回出席しなければなりません。

医療制度改定などの研修は必修科目でもあり東京など中央での学会に参加することが多くなります。年会費を毎年入金していることが肝要です。1.専門医の認定期間(5年間)の間に、認定更新に必要な研修単位合計50単位が必要です。2.最新医療の知識習得に関する研修・・30単位(必修)と、3.医療安全・医療倫理に関する研修・・2単位(必修)を含んでいなければなりません。

4.地方会出席研修は5単位、教育セッション研修は3単位ですが、5.基本領域の資格を取得していることが条件になります。私の場合は、内科学会に所属し、内科認定医であることが要件です。内科学会認定医の認定期間が平成26年3月末まであり、今回の循環器専門医の更新の申請ができます。

釣りシーズンに開催された循環器学会や内科学会の北海道地方会などは、ほとんどバッテイングしておりました。カレンダーには、しっかりとマークしていたのですが、バスの運行予定のトラブルでパスしたのが、今にきて効いています。認定医や専門医であっても、何らのメリットもありません。現在、健診が主ですが、後期高齢者になっても、医業に携わる以上は、自信を持って意見を述べ、相談に乗っていくには、日々の勉強が欠かせないと、己にプレッシャーをかけているのです。二つの学会の年会費や、資格の更新申請の費用や学会へ出席の旅費など、日本の勤務医はすべて自己負担でやっています。

諸事雑事が大事

2014-11-08 09:59:02 | 釣り
ある紙面に、人生は諸事雑事というのが目に入りました。自分の人生を振り返ると、本当に諸事雑事に追われていたような気がします。医療の世界は、知識だけではもたない世界です。技量が上がって行くには、その道の手練れの下で多くの経験を積み、様々な試練を乗り越えねばなりません。

自分一人でやっていけるところではないのです。周りの多くの人々と信頼できる環境を築きあげる人間力が試されます。究極、ひとの命と向き合うのですから、ひとりよがりは許されません。何を考えているのか分からない人は不気味(外国ではミステリアスと陰口されます)と、遠ざけられます。意思表示をして努力しているのが回りに見えないと協力者は現れません。

協力者が増えるには、説得力を養わねばなりません。世界中どこでも一番大事なのは誠意です。一生懸命に自分のできることを果たしていくことです。朝ドラの「マッサン」は、丁寧にシナリオが書かれていて、夢のような開発に向かっております。道筋の見えない仕事に向かっているが、すぐに挫けそうになる夫を助けて叱咤激励する奥さんが秀逸です。

時々、ご自分の人生を振り返ってみてください。釣りは、諸事雑事のストレスから私を守り、克服していくエネルギーを補給してくれました。子供たちや家族へのサービスが全くできなかったことが大きな反省点ですが。

台風20号でしたか

2014-11-07 21:00:42 | 釣り
どうして沢山のイワシが岸に打ち上げられたか、港の中に逃げ込んだか、の原因に対する推論が今朝の新聞に掲載されておりました。台風20号と対峙したシベリアの冷気だろうとのこと、水温が急降下したので、暖かい水のところを狙って浦河などの港内に入り込んだようです。

台風20号と対峙する低温の気圧変動でアラスカからカナダなど北アメリカが低温化で気温が下がり、強風が吹き荒れております。沿岸警備隊の船が15mの波に翻弄されておりました。

台風がいつまでも発生するのは、海水温が高いせいです。二酸化炭素の増加などによる地球温暖化は深刻な方向に向かっておりますね。気温がだんだんと高くなって起こる気象変化は、このままで行くと2100年までくらいに北極と南極の氷が全部解けて、地球全体の海水面が高くなり、沿岸の砂浜が半分以上は無くなるようですが、

その先はどうなるか学説が定かではないようです。その間、異常な雨嵐が起こることまでは推測されています。狭められた磯で投げ釣りできる範囲に、魚はいるか、という前に人間は生存しているでしょうか。

くれぐれもご自愛の程を

2014-11-06 20:12:52 | 釣り
今朝早くから苫小牧へ出張してきました。札幌も、苫小牧も、どこも、変わらずに日が照っても外の気温は低く、肌寒いですね。ところで、鵡川や浦河などの日高沿岸に押し寄せたイワシの大群は、何に追われて岸に突入したのでしょう。どなたかご存知ですか?地震の前触れでないことを祈っております。

片口イワシならよくあることですが、マイワシですから、それも、あんなに沢山、何トンの量ですから異常です。しばらくの間は、イワシの上がった浜でのカジカ釣りは大変ですね。今週の釣り大会が成立するかどうか難しいでしょう。

他人ごとではなく、私も、二週後は、噴火湾で医釣会の納会です。それまでに異常な海況が収まって呉れるのを祈るしかないでしょう。お盆過ぎから襲来する台風が季節外れにやってきてますが、今夜半から気温が急降下し、雪が積もるかもしれません。

なにやかにや起こっても、着実に冬に入って行きますね。ほとんどの車は冬タイヤ装備で走っておりました。寒くなったせいもあるでしょうが、血圧が140-90mmHgを超えていた方が増えており、風邪引きさんも増えております。肺炎で入院された方もおられました。向寒の折柄、くれぐれもご自愛の程をお願いします。

カレンダー

2014-11-05 10:55:38 | 釣り
毎年この時期になると、来年のカレンダーが何処からか集まってきます。不景気なのか、枚数が、年々減ってきました。日本の風景の載ったものは、外国からの留学生に差し上げたり、風景の美しいものを選んでおりましたが、最近は、日々の予定が書きこめるタイプになってきました。メモを記しておかないと心配な年齢になったのもあります。枯れ始めた小さな菊の花に蝶々や蜂たちが、行く秋を惜しんで集まっております。

職場でも家でも、月めくりの数字の大きいもので、メモ欄の大きいものが人気です。来月、今月と2枚並べ、勤めのある日は、丸で囲み内勤と外勤を分かるようにしております。週に2回早起きするのですが、寒くなると辛く、朝食を用意するカミさんは、楽しい印ではないように見ております。

過去、現在、未来の三連式のカレンダーを以前は、吊るしていたのですが、字が小さいのは老眼には不便で、今のスタイルになりました。不思議なもので、若い頃と違って、先月の出来事や過去にこだわらなくなっています。

釣りの予定のある日は、三角で囲んでおりますが、先月の釣りについて、不漁でも、大漁でもさらりと水に流すように忘れていきます。年間30回を超える釣行で、釣りの予定の遣り繰りが大変だったのが、いつの間にか10回ほど減っております。交綸会が淡水のみになったせいもあります。

インフルエンザ・ワクチン接種

2014-11-04 20:23:20 | 釣り
夕べは凄い嵐でした。10ケの45L入りビニール袋に一杯の庭の枝木をみぞれから守るために覆っていたビニールシートが飛んで行かないよう、夜半に固く縛っておきました。袋に侵入する水を極力抑えようと奮闘しました。

私の町内では、4日は、市のゴミ収集は庭木のみで、無料で集めてくれますので、それに合わせたのでした。非力な私とカミさんにとっては、ひと仕事でした。3日は、新聞屋さんの新聞紙集めが雨が降ろうが実施されました。「予定通り」日本は、凄いというのを見せつけているようです。

台風が来るのは、予定外ですが、インフルエンザウイルスの好きな寒さに突入しましたので、例年の通り、今日、ワクチンを接種しました。仕事柄、ヒトに先駆けて接種しておかねばなりません。カジカ釣りに冬囲いと庭木のゴミだしに次ぐ晩秋から初冬の歳時記は、インフルエンザの接種なのです。

先ず体温を測って健常状態の平熱であること、体調は異状ないことを確認して、院長にゴーサインを出してもらい、接種。0.5mLを皮下に注射されました。看護師さんからは、男性職員が揃って、注射のあとで、寒気がしただの、痛がったのだの、と脅かされました。そう聞くと、腕を上げるといつもより痛く感じる神経質な私を皆でからかっているのです。私は、若い男性受診者に、私も今うったばかりで、心配ないよ、と励ましておりました。入浴は、禁止ではないけれど、絶対に!もまないこと。皆さんも、竿納めの前に終わらせておいてください。私は、臆病なので、今日は風呂には入りません。

札幌黄スープとネット仕掛け

2014-11-03 11:16:55 | 釣り
昨日お見せした赤色ネットは17m位残っていますが、ネット仕掛けを造る時には、市販のもののサイズに合わせて1ケ25cmでカットしております。1mでは4ケ分しかとれません。先ず、ネット仕掛けを造る時に必要な道具類を揃えます。釣り用小物や工具の名称に強くはないので、見て確かめて下さいね。

25cmにカットしたネットの先8mmほどを、手前の電気工事用ペンチのカットする部位の上に開いている小さな穴の部分に切らないように挟み、8mmの先をライターの内炎で溶かします。火を扱う作業ですので、板の間のテーブルの上などで作業を進め、火事にならないように注意してください。外炎で溶かすと、燃えたり、こげたりでネットの先を閉じると役に立たないこともあり、見栄えも悪くなります。溶けた赤いビニールを熱いうちに横の大きなペンチの背に押し付け、丸い小さな煎餅状の栓を造って端を閉じます。この第一工程迄で沢山造っておくと、いろんな仕掛けが造れます。

ネットに錘用のスナップ(簡便型です)を付ける作り方を示します。上の写真の真ん中のネットの丸い端にスナップの尻の部分をかけ、閉じたスナップに糸を通し、糸をギボシ端子用絶縁チューブ(透明なチューブ:オス、メス有り)に通し、スナップとネット端がチューブに納まるように車載工具のプライヤー(ペンチの一種で、いつも手元において重宝しております)で引っ張ります。チューブの内側、スナップ、ネットの端などを予め水で濡らしておくとすべりが良くなり、上のように納まります。

札幌黄ファンクラブ会員に送られてきた「札幌黄」で、造ったスープ。玉ねぎ普通の大きさのもの、二人で1ケを半分にカットし、二人分のコンソメスープの素(小さじ2杯)と小さくカットした1枚のベーコンを水二人分の量に薄めた中に入れて煮立つまで強火(IHで6)で熱し、その後、弱火(IHヒーターのメモリ3)にして蓋をして、時々中を点検、30分のタイマーをかけ、ことことと煮た「札幌黄オニオンスープ」です。ベーコンの塩分が効いているのか、他に何も入れてないのに非常に甘くておいしい。私が、ブログ公開用のネット仕掛けを造っている間にカミさんが造ったものです。「札幌黄」は、お近くのスーパーで1ケ百円前後で買えると思います。試しに造ってみてはどうでしょう。


赤造り

2014-11-02 15:46:11 | 釣り
BSの釣り251チャンネルに登場する釣り人もやはり験を担ぐ方が多いようです。先日観たものの中で「都市伝説:赤造り」は、私も気にかけているものの一つです。秋の釣りでは、サンマは赤く染め、カツオは血合いで赤く、コマセも赤づくりをしております。

青のLEDは気を鎮めるとも言われ、ネットも青や緑色のものは魚の活性を落とすような想いから私の使用頻度は少なくなっています。カレイ狙いやタカノハ仕掛けは幹糸は黄色で通しておりますが、針は赤色にしてみようと思っております。タイに移住したマリオさんに倣ってタカノハには蛍光玉は緑です。ただ、カジカには白玉がいいよと言うN村さんのお告げを聞いております。

時々テーマを決めて、手持ちのネットや糸や針などを使おうと思っております。いままで、その時々の情報に惑わされていろんな色の糸、ネット、針を買っては全部を使いきらないで溜まってきておりますので、秋の噴火湾セールは赤にしようと思っております。

ただハリスは、50オーバーのタカノハが付いたことを考えレッドファイターよりもひげカジカさん提唱のフロロカーボン7号にしております。F谷さん推薦アジ針14号相当のサクラマス針Sの赤を初めて使ってみます。赤チヌの7号は食べ方の下手なタカノハやカレイ狙いに、ゴロ針の中に埋めるチヌ8号は鹿島釣狂さん愛用の針ですが、アブとカジカに狙いを定めて使います。

冬囲い

2014-11-01 16:39:32 | 釣り
例年、11月の初旬は小さな庭の庭木を冬囲いする日に決めております。TさんやKさんがご存命の時には、11月3日は、晴れる確率が高いと3人で、近間の嶺泊や厚田、富川の浜にカジカ釣りに行くのが年中行事になっておりました。釣ったカジカは3人で分けて、それぞれの家の食卓を賑わせておりました。

このカジカ釣りに備えて各自、前日までに庭の冬囲いを済ませることにしておりました。今日から11月、例年通り晴れております。葉が枯れ落ちて、程よくカミさんが剪定を済ませておりますので、土が凍上しないうちに支えの曲がり竹などを刺し込みます。作業中に曇ってきて、作業の終了時に雨が落ちてきました。釣童さんの所属する名人会の釣りバスが日高に向かうのは、今日でしたか、荒れないといいですね。

中腰の仕事が続き、ぎっくり腰を起こしたのも、この冬囲いの日でした。また、首筋が張って肩凝りも出現しオカシイなと思い、血圧を測ったところ高く、近所の知り合いの先生から降圧薬を処方され通院し始めたのも11月でした。体力が落ち、歳のせいばかりではないと採血した結果、貧血がひどいので精密検査の結果大腸がんと診断されたのも11月でした。

季節の変わり目の晩秋から冬への移行期。この時期に私の体調の変化が、いろんな病気を教えて呉れました。生き永らえてきたのも、この季節変化と体調変化に対応してきたからと言えます。今日から電気代がアップします。これを機に、夜更かしを止め、早く就寝することにします。眠たくなったら寝て6時間寝ると良い、としていたのを少し早めにシフトすることにします。