今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

TBSラジオ「伊集院光とらじおと」が終了するそうです

2022年01月11日 | ラジオ番組の話題
 
 昨年秋から不穏なニュースがあり、年末にはもう終了が決定したような噂もありましたが、本日ついに伊集院さんの口から終了の話があったそうです。

 今日は10時台前半まで聞いてたのですが、そこまでではそんな話がなく普通にトークをしてたので、夜になってネットのニュースを見て驚きました。あらためてタイムフリーで聞きましたが、終了間際数分でのお知らせだったのですね。

 今日は多くを語ってないので、詳しい事情はわかりません。なので、昨年のニュースで伝えられてたことがどこまで本当なのかも知りません。が、ああいう伝えられ方をすること自体で、局やスタッフへの信頼感がなくなったのかもしれません。

 私はラジオパーソナリティーとしての伊集院さんはかなり好きですし、この番組も大好きでした。6年前に「大沢悠里のゆうゆうワイド」が終わると聞いたときもショックでしたが、今回の「伊集院光とらじおと」に関しては別の意味ですごく残念です。

 何しろ伊集院さんは私のメールを読んでくれた事があって、しかも石川ひとみさんがゲストで来た時でした。それもあって、この番組にはこういう終わり方はして欲しくないです。伊集院さんは頑張ってたし、アイディアも色々出してリスナーを楽しませてたと思うのですが。

 個人的には日中はTBSラジオを聞くことが多いのですが、局としては段々嫌いになってきた感じはあります。誰が代わりにやっても、今後この時間帯は苦戦するんじゃないかなあ。

秘蔵映像を秘蔵にしてるのは誰ですか?>3秒聴けば誰でもわかる名曲ベスト100

2022年01月10日 | TV番組レビュー

 テレ東で「3秒聴けば誰でもわかる名曲ベスト100」というのを見ました。ちょくちょくやってる企画ですが、歌番組は好きですし、好きな曲も流れるし、見たい歌手の映像も出るので、この番組は結構好きです。

 今回はキャンディーズも見られたし、石川ひとみさんも「まちぶせ」だったとはいえいつもの映像とは違ったので、そこは評価します。

 オフコースの「愛を止めないで」も出ましたが、先週たまたまCSで録画したコンサートの映像でした。1982年の武道館公演ですが、あのコンサートは今あらためて見ると凄いですね。メンバー5人だけの演奏で当然打ち込みも無いし、演奏もコーラスも一人一人の受け持ち部分が凄く多くて、緊張感がありつつも楽しいステージでした。セットもシンプルだし、動きも演奏もごまかしようのない世界ですしね。ただ、小田さんがキーボードのブースに囲まれてた関係で、客席の位置によっては「見えない」と思ってたお客さんも多いのではないでしょうか。

 ただ、この番組の煽りでもあった「今夜しか見ることのできないお宝映像」とか「秘蔵映像」とかいう宣伝文句を聞くと、どうにも疑問を感じざるをえません。もちろん「今夜しか見ることのできない」と聞くと「ばかいえ!」と思うどころか、BPOに訴えてやろうかと思うのですが、それはそれとして人気がある番組なのに映像が小出しなのはどの辺の事情でしょう。

 テレ東もBSがあるのだし、そちらで韓流ドラマとテレビショッピングばっかりやってないで、この系統の番組を毎日やって貰えば「ここでしか見られない」とかたわけたことを言わずにすむでしょうにと。

 と、そんなことを思いながら見てました。今回は森田公一先生の「青春時代」が流れた際、娘1号から「この人って、この間まで千葉県知事だった人?」と聞かれたのがヒットです。歌が「青春時代」ですし無理もないですか。

 ねぇみんな、青春とは向かって行くものなのよ…。


NHK「思い出のメロディー 2015年」見ました

2022年01月09日 | TV番組レビュー
 
 チャンネル銀河で元旦に放送してたのを見ました。昨年も一度放送してたのですが、録画できなかったので今度こそと。初回放送は2015年8月8日。どうも見た記憶がなかったのですが、自分のブログにも番組レビューがなかったので見てなかった様子。

 この回は2015年ということで、戦後70年を意識した構成でした。司会が北島三郎さん、松坂慶子、阿部渉アナで、トークゲストが伊東四朗さんと萩本欽一さん。

 歌手の出演者と曲目は次の通り。(敬称略)

 氷川きよし、渥美二郎、安藤まり子、石川さゆり、石川ひとみ、五木ひろし、荻野目洋子、梶芽衣子、小林明子、小林旭、島津亜矢、初代コロムビアローズ、ジローズ、高田みづえ、田原俊彦、天童よしみ、夏川りみ、平尾昌晃、福田こうへい、二葉百合子、ヘドバ、細川たかし、松崎しげる、水森かおり、森昌子、山内惠介

【曲目】
東京ブギウギ/リンゴの唄/みかんの花咲く丘/岸壁の母/東京の花売娘/毬藻の歌/憧れのハワイ航路/東京のバスガール/東京だョおっ母さん/アキラのズンドコ節/ミヨちゃん/ギター仁義/上を向いて歩こう/世界の国からこんにちは/怨み節/ナオミの夢/戦争を知らない子供たち/さとうきび畑/硝子坂/私はピアノ/BIG HIT MEDLEY(ごめんよ涙~抱きしめてTONIGHT)/愛の水中花/哀しみ本線日本海/夢追い酒/まちぶせ/愛のメモリー/恋におちて-Fall in love-/六本木純情派/川の流れのように/夜霧よ今夜も有難う/帰ろかな/青い山脈


 今回の目玉といえるのは、久しぶりにステージで歌った高田みづえさん。NHKホールのステージに立つのは1984年の紅白歌合戦以来だとか。今回はデビュー曲の「硝子坂」と、ヒット曲の「私はピアノ」を披露。

 高田みづえさんは結構好きなのですが、ここでも変わらぬイメージで頑張って歌ってました。普段歌ってないのでしょうが、あれだけ歌えるならもっとトレーニングするとかつての声の張りも戻るのではないかと思いました。「硝子坂」は半音下げだったようですが、最初わからなかったので半音位の違いだとほぼわからないということですね。「私はピアノ」はキーが変わったかどうかは調べてませんが、そもそもがキーが高い曲なのでちょっと苦しそうでした。まあそこは雰囲気はバッチリだったということで。

 あとは梶芽衣子さんが出てきて「怨み節」を歌ったのも珍しいのではないでしょうか。歌っただけですぐ引っ込んだので、その後ゲストの伊東四朗さんがすかさずフォロー。「誤解のないように申し上げますが、私はあの人とドラマで夫婦役もやったことがあります。実際は凄く優しい方です。」ですと。それはまあ「怨み節」だけ見ると、どんだけ恐ろしい人かと思いますよね。

 そして、我らがひっちゃんこと石川ひとみさんは「まちぶせ」を披露。ご覧の通りの衣装で一曲歌っただけなのでトークも無しでしたが、よく伸びる素敵な歌声とエンディングの満面の笑顔で会場を盛り上げました。

 これが6年前の番組ですが、平尾昌晃先生のように既に故人となった方もおられます。また、この時点でもオリジナル歌唱の方は既に亡くなっていて別の歌手が歌うケースも多かったので、今後のこの手の番組はそういう構成か、あるいはビデオでの歌唱シーンというのが多くなるでしょうね。今回も藤圭子さんはビデオが出てきました。

 今のところ再放送の予定はないようですが、なかなか面白かったので、チャンネル銀河さんにはまた放送をお願いしたいところです。まずはいいものを見せて貰いました。

サッチモと私

2022年01月08日 | 日記・雑記・ただの戯言
 ある方の本で読んだ話。

 「『次はサッチモの曲で…』とか聞いても、あっちもこっちもわからないので…。」と書いておられたのは笑福亭鶴光師匠。最初に出した「かやくごはん」という本ですが、初めてラジオのパーソナリティーになった時、音楽をかける番組だったのに洋楽などまったく知識が無く、完全にアシスタントの女性にまかせていたのだとか。

 当然ヤングタウンやオールナイトニッポンに出る前ですが、そういう状況なのでご本人はというと、「こんばんは。暑いでんな。」とかしか言えなかったとか。まだ「ええか~、えんのんかぁ~。」とか言ってなかったんですね。

 今は朝ドラの「カムカムエヴリバディ」で毎日サッチモという単語を耳にしますが、私が「サッチモ」と聞くと鶴光師匠を思い出すのはそういう理由があります。

 なお、鶴光師匠が初めてテレビのレギュラーになったのは多分「ハイヌーンショー」だと思いますが、事務所が「落語家ですけど漫談もできます。ギターも弾けます。歌も歌えます。」と売り込んだら採用されたものの、ご本人はギターも弾けず歌も歌えず、初回はギター漫談やる予定にされてたのが「ギター弾けまへん。」と言ったら、「しゃーないなー、こんなの。」と言われたけどそのまま番組には出てたとか。いい時代だったのですね。キャラクターは良かったのでしょう。

 そして、「かやくごはん」によるとその最初にレギュラーになったラジオ番組のアシスタントの女性とは深い仲になったそうですが、リアルに「乳頭の色は?」とかやってたのでしょうね。まあご本人が本に書いてただけなので、真偽のほどは定かではないです。

 その鶴光師匠も高齢者ですので、お役所に対してコロナワクチンのブースター接種を催促しているかもしれません。その際は「チュウシャはまだでっか~。」とか言うのでしょうね。

 そんなこんなですが、ルイ・アームストロングのニックネームがなぜサッチモなのかは今も知りません。当方、ジュリー、ピンキー、チータ、ムッシュ、ファンファンというのに馴染んだ昭和の人間ですので、普通に受け入れるということで。

 以上、サッチモといえば鶴光師匠という話でした。「かやくごはん」また読んでみたいなあ。

ドレミファドンは自信あったのですが

2022年01月07日 | TV番組レビュー
 昨日もまたフジテレビで「クイズ!ドレミファドン 」をやってました。前にもネタにしたと思って調べたら、昨年の7月にもやってました。その時も「惨敗でした」と書いてたのが、今回はさらに悪化。

 考えてみれば、私が強いのは70年代と80年代歌謡で、その後とはいうと90年代、2000年代、2010年代なので、自分がよく知らない年代の曲の方が比率が多くなってるわけで、新しい曲を無理矢理覚えないと勝ち目はありません。

 今回も面白かったのはアニソンコーナーの中川翔子さんで、全出演者対しょこたんの20対1の対決を本気で勝ちに行ってたのが見応えありました。考えてみればクイズに出てくるようなアニソンで知らない曲がないくらいでしょうから、イントロが出た瞬間にボタンを押してそれから考えてる感じ。それでも全勝はできなかったのは、ガチかヤラセか。

 今回はカバーソングコーナーがあって、よく知られている曲を誰が歌ってるのか当てるクイズがあったのですが、私はそこはほとんどわからなかったです。が、あれは声じゃくてイントロのアレンジでわかってしまうケースもあるので、歌いだしからやった方がいいかもと思いました。大きなお世話ですが、あまり面白くなかったのがこれ。

 それと途中まで曲をかけて、そのあとを歌わせる企画はちょっとつまらないというか、出演者に無理矢理歌わせようという企画なのでしょうが、そこは番宣の意味もあって仕方ないかも。

 そして色々思うところがあったのは、キャンディーズの「春一番」を「春なのに」と答える人がいて、もうこれを知らない人も出てきたかと思うと残念でした。さらに、乃木坂46の「シンクロニシティ」をイントロが終わるまで誰も反応しなかったのが、今の歌謡界を象徴してる現象かと思います。

 というのも、この曲は2018年のレコード大賞受賞曲なんですね。出演者の年齢層は幅広かったので、これを今になって誰も知らないというのは、当時のレコード大賞の審査員とか関係者は自己批判せよ!という気になります。レコード大賞受賞曲というと、「また逢う日まで」とか「魅せられて」とか「ルビーの指環」なんてイントロ開始の1秒以内でわかる人も多いですけどね。

 ところでアイディアなんですが、ドラムの音から始まる曲の特集とかどうでしょう。チェリッシュの「てんとう虫のサンバ」とか、チューリップの「虹とスニーカーの頃」とか、甲斐バンドの「HERO」とか、石川ひとみさんの「まちぶせ」とか。

 あるいはイントロ無しで、いきなり歌が始まる曲の特集とか。それは、結構チューリップが多いのですけど。って、最初からそういう前提で行くとクイズになりませんか。

 なんにしても、こうやって音楽を中心にしたバラエティは面白いです。ついつい見てしまいますが、次は夏頃でしょうか。またの企画を楽しみにしています。

40年前の自分に教えたいのがレッグウォーマー

2022年01月06日 | 日記・雑記・ただの戯言
 
 先日NHKの「あさイチ」を見てたら、冷え症対策の話をしてました。そこで聞いたのが、「夜寝るときは靴下はNG」「足が寒いときは足首を温めるとよい」と。なので、レッグウォーマーをおすすめしてました。

 今でこそ、寝るときに靴下を履くのはよくないというのは聞きますが、学生時代の私はそれを知らず、寒い日には靴下履いて寝てました。しかも2枚も。

 何しろ学生時代の下宿は、トイレと炊事場が共同、風呂は無いので銭湯に行かねばならない状況。さらに、部屋の暖房器具はコタツとドライヤーしかなかったので、冬は風呂から帰ってきてしばらくはいいものの、段々冷えてくるとコタツにすっぽりと首まで入らないと寒くていられません。京都の冬は厳しかったのですが、下宿の決まりで部屋にストーブ置けなかったのですね。

 そんななので、寝るときに足が冷えるので靴下履いたのですが、それでも寒かったので2枚履くようになりました。コタツに足を突っ込んで寝ればよいと思う人もいるかもしれませんが、4畳半の部屋にタンスや冷蔵庫も置いてたので、コタツをどけないと布団が敷けず。

 今回の番組によると、足の裏は体温調節に重要なので、寝てる間に靴下で覆ってるとよくないそうです。おまけに靴下してて汗をかくと余計に冷えるとか。温めるなら足首がよいと。

 そう聞いて、近所のしまむらでレッグウォーマーを買ってきました。ちゃんと男性用を売ってるんですね。さっそく寝るときに装着してみたら、本当に足が温かくてよく眠れます。足の裏が冷たくないだけでなくて、膝も太ももも温かい気がします。これは40年前の私に教えたいです。あの頃これを知っていればと。

 布団の中で足が寒いことに対しては電気毛布という手もありますが、学生時代はお金が無くて買えず、今はあれを使うと必ず悪夢を見るという体質になってしまいました。

 それにしても男性用のレッグウォーマーがあったとは! …と、思ったのですが、考えてみればブルーザー・ブロディのコスプレには必須ですね。ブロディも冷え症だったのでしょうか。

Music Stories~ライブハウスからのそれぞれの物語~ ゲスト:尾崎亜美

2022年01月05日 | 尾崎亜美
 
 萩原健太さんのラジオ番組に尾崎亜美さんがゲスト出演しました。JFNのプログラムなのですが、年末はドタバタしててどこのラジオ局で聞こうかと思ってたら、あれよあれよという間にもうお正月。

 が、ちゃんとこちらのサイトで聞けました。高音質で聞けるので、こういうのはありがたいです。もっとも、ラジオ放送時とは違うので聞けるのはトーク部分だけで曲はないですが、今回は凄くトークが充実してました。

 というのも、萩原健太さんは亜美さんがデビューした時から「凄い才能が出てきた」と思ってたそうで、デビューアルバムはもちろん初期の作品も全部リアルタイムでチェックしてた人ですから、話の内容が濃いのなんの。あれこれ切り込んで聞き出すものだから、亜美さんも結構乗ってきて普段聞けないような話が色々ありました。この辺はさすがですね。ニューアルバムのプロモーションで昨年夏から色んなラジオに出演してましたけど、今回のが一番聞き応えありました。

 今回面白かったのが、「マイピュアレディ」がヒットした時の話。リリース時期としては、2ndアルバムの「MIND DROPS」に収録されててもおかしくなかったのですが、プロデューサーの松任谷正隆さんが入れない事に決めたのだそうです。が、今になって「なんで僕はそんなこと言ったんだろう…。」だったとか。

 「マイピュアレディ」がヒットした頃は、亜美さんが長期入院中だったのでメディア露出はしておらず、もしこのアルバムに収録されてたら、アルバムも大ヒットになったかもとか思いますが、まあそれは今から言っても仕方ない話。入れるとしたら、私ならA面の2曲目かB面の2曲目にするか迷いますが。どっちにしても、あれが素晴らしいアルバムなのは間違いないです。

 今回は2週に渡ってゲスト出演しましたが、番組サイトでは2回とも聞けますので、皆さま是非お聞き下さい。お二人はキーボード奏者として松任谷さんのプレイを絶賛してたので、私はちょっとその辺を意識して1st、2ndあたりを聞いてみたいと思いました。健太さん、前から好きでしたが今回は特にグッジョブです。

新年はずうとるび三昧

2022年01月04日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 ずうとるびが41年ぶりに再結成したということで、昨日はテレビで二回も見ました。しかし、これほど話題にならない再結成がかつてありましたでしょうか。やはり、昨年の紅白に出られなかったのが大きいのでしょう。

 ずうとるびは1974年にデビューし1982年に解散しましたが、私は山田君が脱退するくらいまでしか記憶にありません。が、レッツゴーヤングの司会をしてたあたりは毎週見てたので、小学生の頃は私のアイドルでした。特にバンドで演奏している姿がかっこよくて、江藤さんをみてエレキギターを弾いてみたくなったのでした。

 元々「笑点」のちびっこ大喜利が好きで、山田君のはっちゃけぶりと新井さんの貧乏キャラの印象が強かったですが、歌の時はなんといっても江藤さんと良樹さんが目立ってました。あとは、「学校そば屋テレビ局」も好きだったし、「面白くて歌もヒットして楽器も弾ける」ということに、小学生が憧れないわけはありません。

 彼らが初めてバンドで演奏する姿を見たのはいつだったか忘れましたが、印象に残ってるのは1975年の「NHK ヤング歌の祭典」での「みかん色の恋」。当時はバンドのなんたるかもわかってなかったので、単純にその姿を見て「うわー、かっこいい。」と思いました。あとは、「恋があぶない」とか「恋の夜行列車」「お手紙下さい」はよくバンドで演奏してたのを見た記憶があります。リードギターを弾きながらボーカルもとる江藤さんは私にとっては神様のような存在でした。

 それで、その「ヤング歌の祭典」の映像はNHKの川口にある放送センターに行けば見られます。ずっとこれが見たくてあるとわかった時には「なんだ、映像あるならテレビで再放送してくれればいいじゃん」と思ったのですが、これが画質が悪いのなんの。もしかしたら、視聴者が自宅で録画したものを提供されたのかもしれません。全般にざらついてますし、ちょくちょく画像がうねって見えなくなるし音声も悪いし。

 見たのは3年前ですが、43年ぶりにやっと出会えた映像はかなりの衝撃。バンドでの演奏は凄くテンポが速くて、ドラムとベースがそれぞれのリズムでやってる感じで、いい意味ではスリリング、率直にいうと全員バラバラ。放送事故スレスレのレベルでしたが、あれで完奏できたのは当時はお互いに信頼関係があったのでしょう。

 再結成ではバンドでの演奏は見てませんが、江藤さんや池田さんは今もギターは弾いてるようですし折角だからやって貰えないかなあと思います。何よりも、吉田豪さんが10数年前に山田君にインタビューした時、「ずうとるびが仲悪かったから、その当時の事を聞こうとしても笑点の事しか話したがらない。」と言ってたので、今回山田君も入って再結成したのが不思議というか嬉しいです。さらに、山田君の代わりに入った池田さんも一緒にいて5人組になってるのも微笑ましいです。なによりも昨日見た番組では、5人組のフィンガー5が一人だけだったし、兄弟デュオの狩人が弟さんだけだったし、そういうのは寂しいですしね。

 今回のテレビ出演では、良樹さんが「いま再結成しないと誰か死んじゃってからだと遅いんで。」と言ってましたが、確かに世の中何が起こるかわかりませんので、みんな集まって歌えるうちに大騒ぎして欲しいです。昨日見た番組では「恋があぶない」と「みかん色の恋」の両方ともフルコーラスで聞けて、思ったよりはちゃんと歌ってたので大感激でした。ただし、現在の盛り上がりを考えると、昨日が今年最後のテレビ出演の可能性も…。

 なお、1975年の「NHK ヤング歌の祭典」の出演者は、西城秀樹、郷ひろみ、西川峰子、伊藤咲子、林寛子、山口百恵、桜田淳子、森昌子、城みちる、あいざき進也、豊川誕、細川たかし、岩崎宏美、片平なぎさ、アグネス・チャン、太田裕美、黒木真由美、古谷野とも子、小坂明子、大竹しのぶ、フィンガー5、ずうとるび、ジャニーズ・ジュニア・スペシャル、ザ・リリーズ、甲斐バンド、タケカワユキヒデとミッキー吉野グループ、マイ・ペース、ちゃんちゃこ、渡辺秀吉、三浜鉄平、山本明、あきいずみ、野川明美、三田悠子、アウトオブサイト、メッツ、ヤングメイツという面々。

 甲斐バンドは「バス通り」ですが、「あれっ?」というアレンジでした。見たい方は川口へゴー! しばらく行ってないですが、今も見られるはず。


高齢者、老人、若者、Z世代などなど

2022年01月03日 | 日記・雑記・ただの戯言
 紅白歌合戦の視聴率が過去最低だったそうで、「若者向けにシフトしすぎた」とか「五木ひろしも出さず高齢者を無視した」とかいう話があります。視聴率うんぬんよりもそもそも若者はテレビ見ない傾向なんじゃないの?とも思いますが、高齢者とか若者とかそういうことを考えてしまいました。

 高齢者というと自分の親とか祖父母とかを思い浮かべますが、祖父母はもう20年くらい前に他界し、父も亡くなって9年。と、すると「高齢者をターゲット」とかいうともはや自分のこととして考えるようになりました。

 一般に高齢者は何歳からかいうと、WHOの定義では65歳以上。一方老人は明確な定義はなく、アンケートによると70歳以上と答える人が多いとか。もっともWHOの定義が世間一般の定義ともいえませんが。

 昨年高田文夫先生のラジオ番組に伊藤蘭さまがゲストで出て、娘の趣里さんとは一緒に住んでないという話をしたところ、高田先生は「じゃあもう老夫婦だけで?」ですって。蘭さまは爆笑しつつ「あながち間違いではないと思うんですけど、それはちょっと。」と。

 そして若者はというと、こちらも明確な定義はなく20代~30代と答える人が多数。最近はZ世代という言葉も聞きますが、1990年代後半あたりの生まれの人をいうらしいです。まだ浸透してない印象はありますが、これは浸透しなくてもいいです。

 何がどうかといいますと、テレビ番組の視聴率を上げようと思うなら、テレビに親しんだ年代をターゲットにすべきで、しかも私のように高齢者に近い年代とか完全に高齢者であれば大晦日にはまず家にいるわけです。紅白の視聴率を上げようと思うなら、全部それ向けにしろとはいいませんが、その層に訴えるコーナーを作れば見る人は多いと思われます。

 その場合、今もちゃんと歌っていてステージもやってる人を出せば、視聴者は喜ぶし、テレビ局は視聴率上がるし、歌手側はCDもコンサートのチケットも売れていいことずくめ。今年もヒロミ・ゴーが出るなら、野口五郎さんも出して欲しいし、ヒロミ繋がりなら岩崎宏美さんとか太田裕美さんも出れば喜ぶ人は多いです。

 ちなみに私が昨年ステージを見に行ったのは、甲斐バンド、尾崎亜美さん、伊藤蘭さま、石川ひとみさんなど。この状況でチケット代払って見に行くくらいですから、この方々がテレビで見られるなら何を差し置いても見ます。若い歌手を出すなというわけではなく、もうちょっとバランスを取って欲しいと思う次第です。

 ところで、私のように若者ではなく高齢者でもない世代に対して、一時期「実年と呼ぼう」という動きもありました。1986年ごろですが、無理矢理盛り上げようという動きはあったものの、すぐ使われなくなりました。

 当時ラジオの「小沢昭一的こころ」で、小沢昭一さんがこれをネタにしてましたが「実年。これは『じつねん』。『さねどし』と言いたくなりますが、その時は『お』を付けてはいけません。」ですって。ま、今の若い人は知りはれへんやろなあ…。

ヒットスタジオとかベストテンとか思い出します

2022年01月02日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 昨日の話に関連して考えてみました。以前は、生放送の歌番組というとヒットスタジオとかベストテンとか色々ありました。そういう番組で放送事故がしょっちゅうあったかというとそうでもなかったので、現場のプロがそれぞれの仕事をやればできるということでしょう。

 私は見てないのですが、放送事故といえば思い出すのがムッシュかまやつの話。テレビでバンドで歌い出したところ、チューニングが全然合ってなくて、中断してやり直したのだとか。一説によると、チューニングしてる間に番組が終わってしまったという話もあります。

 それで、のちにスパイダースのメンバーになった井上堯之さんがその番組を見てて「あれでもプロになれるんだ」と思ったとか。そういう意味で、放送事故も視聴者に夢を与えられる事があると思うと、やはり生演奏は楽しいですね(?)。

 なお、井上堯之さんが著書でこの件を話題にしてましたが、それに対するムッシュのコメントは「実話です。」ですって(笑)

 これは、是非紅白で再現して欲しいですが、ムッシュはもういませんしね。そういうのがオッケーだった時代は楽しそうですが、そういうのがキッカケで紅白のリハーサルが厳しくなったのかもしれません。

 ただ、そうやってハプニングが無さすぎると世の中つまらなくなるのかも。そう言うのは簡単ですが、世の中1周回ると求めるものも変わるかも。