スキャンダルの未払い金地位はあるらしい依頼人に事実を指摘した結果――
????(依頼人)「き、聞いているのかねっきみ!?」
ゴルゴ「・・・・・・・・・・・・具体的に話を進めてもらおう」
「まわりくどい老人の話に、おれは興味がない・・・・・・・・・」
????(依頼人)「うう!!」
????(依頼人)「ゴルゴ13・・・わしはああいう男を許せん!あんな傲慢な男はがまんがならんのだ!」愚かにも側近にゴルゴの始末を命じたのです。
このジジイはボケておる(断言)
対ゴルゴに自信満々な側近・フルウールトの秘策とは!?
フルウールト「超一流のプロ、ゴルゴ13・・・・・・・・・それを恐れるあまり、単純なことを忘れているんだ。」うわーしまったーもうだめだー
「それは・・・・・・・・・」
「どんなに運動神経の秀れた人間でも一度にふたつの‶動き〟はできない、と、いうことだ!」
ゴルゴ「思いつきだけで行動するのは・・・・・・愚か者のすることだ・・・・・・・・・・・・・・・」m9(^Д^)プギャーwwwwww
「それを・・・・・・得意気に話すのは、もっと愚か者のすることだ・・・・・・・・・」
バカだから『単純なこと』に気づいたけど、バカだから詰めが甘いのでした。
こうなったからには――
ゴルゴ「あんたは、人間の欲について勘違いしているようだな・・・・・・・・・‶自分を納得させる〟ためには、」※ただし報酬の上乗せ分はしっかりいただく。
「物欲を捨てるという‶教え〟もあるんだ・・・・・・・・・・・・」
????(依頼人)「!!」ジジイの因果が孫に・・・・・・ナムナム
行方不明のH氏そんなレベルで『注意がいきとど』くのはアンタくらいやで!
ゴルゴ「いくら、うまく整形しても・・・・・・小さなところに注意がいきとどいていない・・・・・・・・・」
CIAからの依頼です。
エージェントG、KGBの陰謀を阻止してくれ!
ゴルゴの動きを知ったKGBはゴルゴに罠を仕掛ける!
????(KGB部下)「本人が知らない・・・・・・・・・?」『猫に小判』作戦(仮)
????(KGB大佐)「そうだ・・・・・・・・・・・・日本のことわざに‶猫に小判〟というのがある・・・・・・・・・」
「値打ちのわからない者にはなんの価値もない、という意味だ・・・・・・・・・・・・」
ゴルゴの習慣を狙った恐るべき罠。
見切ったゴルゴの「危険を察知する能力」は訓練でどうこうレベルじゃない。
帝王の罠素人相手でも油断しなければ自分の力を過信もしないし、
ゴルゴ「相手が何者であろうと、武器を持った人間を前にして話せるほど、おれは自信家じゃあない・・・・・・・・・・・・・・・」
臆病に思われたらかっこわるいなんてプライド(というか見栄)も持たない。
超一流の仕事人には「油断」「過信」「見栄」は一切無いのである。
しかし、今回引き受けた依頼の真実は――
ドーソン「明日の正午・・・・・・・・・・・・明日の正午こそ、」大企業の会長が自らの命を囮とした、『帝王の罠』だったのだ!!
「世界のだれもが倒し得なかった超人・ゴルゴ13の命日になるのだ!!」
「これは犯罪史に長く記録されるだろう・・・・・・」
なお動機は息子がゴルゴの仕事で死んだこと。
ドーソン「奴は、ゴルゴ13は、つきとめられなかった依頼人の分までわしの憎悪をうけて、」憎憎憎
「死んでいくのだ!!」
そして、その時は来た!
ドーソン「このドーソン・ビルがおまえの墓場となるのだ!!」「標的」がいるはずのビルに潜入したゴルゴにモニターから宣戦布告!
覚悟しろ、ゴルゴ13!!
タッゴルゴが本気で焦る表情を見せる貴重なシーン。
ズルッ
ガッ
ゴルゴだって・・・・・・ちょっと手が滑ることも・・・・ある・・・・
恐るべき罠に予定の脱出方法が使えないというハプニングが重なるも、
しかしゴルゴは動じない。
『帝王の罠』?正面から粉砕してやんよ
????(警察上司)「撃たれて落ちたふたりが生きているかもしれないというのはたしかか?」実行部隊の警察が味方の犠牲を気にしたのは大きな失敗。
????(警察官)「わ、わかりません・・・・・・・・・しかし、もし生きていたら!!」
ここですぐ手榴弾いっとけばゴルゴも無傷では済まなかったはず。
結局『帝王の罠』は、ゴルゴに突破されてしまいました。
後日、復讐者ドーソンが知った息子の件の真実は――
ドーソン「わ、わしの人生はいったい、なんのためにあったんだ・・・・・・・・・・・・・・・」(´・ω・`)
「裏切りと血に染まった、憎悪と軽蔑の中で生きてきたわしの人生・・・・・・・・・」
「そんな、わしのような人生をロバートには味あわせたくはなかった!」
「だからだから、わしは・・・・・・」
低学歴から叩き上げで成りあがった人ほど、
「自分の子供には最高の教育を受けさせて成功者に!」と考えるそうな。
学歴無しで成功できることを証明しているはずなのに不思議な話である。
成功すればするほど「スタート地点」がコンプレックスとして残るから?
ドーソン「撃てーっ!!」ゴルゴを狙った者でも「スキャンダルの未払い金」のジジイとこうも違うものか。
「ゴルゴ13――!!」
「ゴルゴへの挑戦者」の姿に敬礼。
えぶりでい・ゴルゴだけどゴルゴだから許される(?)