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安保法案審議、いよいよ最終局面へ

2015-09-16 20:29:04 | 政治・経済
 いよいよ安保法案をめぐる攻防も大詰めをむかえている。今日、採決の前提となる地方公聴会が行われ、ただちに参院の委員会採決・本会議での可決・成立という流れを政府与党は狙っている。
 しかし、そんななかでも反対派は、まったくあきらめていない。
 天神では、昨日に続き、今日もまた抗議集会・デモが行われた。

 今回は、福岡の地方議会議員らも駆けつた。



 いま、「自治体議員立憲ネットワーク」というものが存在していて、各地の地方自治体議員が連帯して安倍政権の解釈改憲というやり方に異論を唱えている。このネットワークの公式ツイッターでは、《これまでの安倍政権の様々な政策は立憲主義の否定であり、私たちは、これまでの「護憲」対「改憲」という構図から、近代立憲主義に基づく「立憲」と立憲主義自体を否定する(壊す)「壊憲」という対立軸が鮮明になってきたと考えます》と安倍政権を批判しているが、まさにその通りであろう。全国の数百の自治体で安保法案に反対、あるいは慎重審議を求める意見書などが採択されているが、一般市民の生活に近いところにいる地方議会の声こそ、真に国民の声を反映しているのだ。



 この集会は、明日、明後日と四日連続で行われることになっている。またこのブログで何度か紹介してきた学生団体FYMも、今週の金曜・土曜に行動を予定している。国会の動きはまだ予断を許さないが、最後の最後まで、あらんかぎり抵抗の意思を示すことが重要だ。私はここで福岡の情報を紹介しているが、全国各地で同じような抗議活動は行われている。それぞれに、SNSなどで拡散させて、できうるかぎり抗議の声を大きくしていこう。
 そして、仮に法案が可決・成立したとしても、それで終わらせてはいけない。ただちに、安部政権の暴走を止めるために、来夏の参院選に向けた活動に移行しなければならない。いま集会やデモに出ている人たちにはその準備はもうできていると思うが、とにかく今は、安保法案を廃案に追い込むかすかな可能性に賭けて、声を上げ続けよう。


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