野党議員の活動シリーズとして、今回は生活の党、小沢一郎代表の発言を紹介する。名古屋市で行われた民進党衆院議員の政治資金パーティーでの発言である(引用は朝日新聞から)。
《民進党にがんばってもらって、私たちも一緒についていって、政権の交代を目指していかなければならない。その第一歩が参院選だ。「どうせ政権は代わらない」と関心が薄い方が多い。もちろん、衆院選じゃないので自民党政権を代えることにはならない。けれども今、本当に勝手気ままにやっている安倍政権。参院選で野党が議席を増やし、自民党が議席を減らせば、安倍(晋三首相)さんは退陣せざるをえない。》
安倍総理がそれで退陣するかどうかはともかくとして、今回の参院選で与党の議席を数議席でも減らすぐらいのことはできるはずだし、それぐらいはしておかなければまずい。
安保関連法が施行されても、これまでのところ実際に自衛隊がそれに基づいて行動するという事態は起きていない。国民から強い反対が出ていることが、政権側にそこに踏み出すことを躊躇させているからだ。参院選で議席を減らすということがあれば、安倍政権はまたいくらかタカ派政策を進めることに慎重になる――そういう効果は期待できる。そして、それはまた今後にもつながる。安倍政権に危機感を抱く有権者は「どうせ選挙にいっても無駄」などと思わずに、一議席でも二議席でも与党の議席を減らすことを目標に、投票所に足を運んでもらいたい。
《民進党にがんばってもらって、私たちも一緒についていって、政権の交代を目指していかなければならない。その第一歩が参院選だ。「どうせ政権は代わらない」と関心が薄い方が多い。もちろん、衆院選じゃないので自民党政権を代えることにはならない。けれども今、本当に勝手気ままにやっている安倍政権。参院選で野党が議席を増やし、自民党が議席を減らせば、安倍(晋三首相)さんは退陣せざるをえない。》
安倍総理がそれで退陣するかどうかはともかくとして、今回の参院選で与党の議席を数議席でも減らすぐらいのことはできるはずだし、それぐらいはしておかなければまずい。
安保関連法が施行されても、これまでのところ実際に自衛隊がそれに基づいて行動するという事態は起きていない。国民から強い反対が出ていることが、政権側にそこに踏み出すことを躊躇させているからだ。参院選で議席を減らすということがあれば、安倍政権はまたいくらかタカ派政策を進めることに慎重になる――そういう効果は期待できる。そして、それはまた今後にもつながる。安倍政権に危機感を抱く有権者は「どうせ選挙にいっても無駄」などと思わずに、一議席でも二議席でも与党の議席を減らすことを目標に、投票所に足を運んでもらいたい。