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民進・蓮舫氏「国会議員がネット上のデマを真に受けるとは」

2016-06-19 16:39:51 | 政治・経済
 野党議員の発言シリーズとして、今回は民進党の蓮舫氏の発言を取り上げる。
 といっても、今回は、どちらかといえば、野党議員の活動というよりは自民党議員の問題発言の回である。

 自民党の菅原一秀衆院議員が、蓮舫氏は五輪に反対していて、「日本に帰化したことを後悔して泣いた」とブログに書いていたと発言し、そんな人は都知事にふさわしくないというようなことをいった。しかし、これは実際に蓮舫氏のブログに書かれた記述ではなく、ネット上のデマだった。菅原氏本人もそのことを認め、訂正に追い込まれた。実際には蓮舫氏は五輪に反対などしておらず、菅原氏の発言について「国会議員がこのレベルの書き込みを真剣に受け取って発言するとは驚きだ」としている。

 こういうネット上のデマをろくに確かめもせずに拡散するというところに、いまの自民党の幼稚さがあらわれている。

 このブログでは何度か書いてきたが、安倍総理は昨年、閣僚の金銭スキャンダルが問題になったときに「日教組どうするの」とヤジを飛ばして問題になった。これは、民主党(当時)が日教組から献金を受けているのではないかということで出てきたヤジなのだが、実際には日教組からの献金はなく、安倍総理も事実誤認を認めて謝罪している。さらに、ネット上の動画番組で事実に基づかない情報で野党議員を批判し、やはり事実誤認を認めて動画を削除するということもあった。
 このように、いい加減な思い込みで野党議員を誹謗中傷しては撤回するということを自民党議員は繰り返しているのである。国民は、こんな人たちのデマを真に受けてはいけない。

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