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共産・志位委員長「3度目は通用しない」

2016-06-15 16:17:47 | 政治・経済
 野党議員の活動シリーズとして、今回は共産党の志位委員長の発言を紹介する。(引用は朝日新聞電子版より)

《2013年の参院選で安倍晋三首相はアベノミクス1本で戦った。そこで多数を得たら何をやったか。14年7月1日に集団的自衛権行使容認の閣議決定をした。12月の総選挙でもアベノミクス1本で戦った。また、多数を握って何をやったか。昨年9月19日、憲法違反の安保法制を強行した。選挙戦をアベノミクス1本で戦い、選挙が終わると憲法破壊の政治を繰り返すことを2度もやってきた。わたしは3度目は通用しないとはっきり言いたい。
 なによりもアベノミクスそのものが破綻(はたん)が明瞭になってきた。安保法制戦争法は法案が強行されたあとも国民の怒りの声、怒りの運動が広がり、その声に背中を押されて野党共闘が大きく前進している。ですから3度目は、そういうやり方が通用しないという結果を出す。》 

 この内容は、以前紹介した民進党岡田代表の発言と内容的に重複しているが、しかし重要な点である。
 選挙の前は経済のことだけをいって、選挙が終わると、タカ派的政策を進める――このようなやり方を通用させてはいけない。
 参院選で前面に押し出している経済のほうにしても、もうアベノミクスが崩壊状態にあることはあちこちで指摘されているとおりだ。前にも書いたとおり、せめて今回の参院選で数議席でも減らすぐらいのことをしておかないと、日本が丸ごと崩壊してしまう。

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