ウルシ科ヌルデ属の「ヌルデ(白膠木)」。北国や高地では秋に鮮やかな紅葉を見せてくれる樹だが、暖地ではそれほど赤くならずに落葉してしまうので、当地で良く見られる雑木だが残念な樹ではある。さて写真はその葉痕。何かの“ゆるキャラ”がニンマリ笑っているように見える。
色の変化を観察してきたがこれがそろそろ最終の色。「ノシラン(熨斗蘭)」の種子は初めは緑色だが、次第に青く変化していく。しかしこの茎は垂れ下がって常緑の細い葉の中に埋もれてしまうので、葉を掻き分けないと見られないことが多い。ノシランはキジカクシ科(←ユリ科)ジャノヒゲ属の多年草。