元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ハナノキ・2~雄花序
ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の「ハナノキ(花の木)」。大きくなると30メートルにもなる落葉高木で雌雄異株。葉が展開する前に枝先に真っ赤な花を咲かせる。写真は雄花序でひとつの花の直径は3ミリほど。雄蕊は5~6本あり、黒い葯が割れて黄色い花粉が見えている。ハナノキは日本の固有種で木曽川流域の山間部に分布しており、愛知県の県の木に指定されている。ここは多摩ニュータウンの南大沢から約5キロ西北西にある“八王子ニュータウン”のJR横浜線/八王子みなみ野駅前の幹線道路で、ハナノキが街路樹になっている。
コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )
ユズリハ・3~葉序
ヒメユズリハとの違いをいくつか確認してきたが、やはりその葉序を眺めるのがわかり易い。ヒメユズリハの葉が水平や上向きになるのに対して、「ユズリハ(譲葉)」の葉はダラリと垂れ下がっている。その名の由来になっている若葉との世代交代の時期は、若葉は上向きに出ている。ユズリハはユズリハ科ユズリハ属の常緑高木。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
リョクガクバイ・1~蓮生寺公園
春の暖かい日差しを浴びて気持ち良さそうな「リョクガクバイ(緑萼梅)」。バラ科アンズ属(←サクラ属)の落葉高木で、緑色の萼片が特徴。中国蘇州原産で、日中友好の証として日本各地に贈られたという。通常のウメとはまた違った趣きがある。ここは蓮生寺公園の遊歩道で小さな梅並木になっている。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )