元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ヤブザクラ
小山内裏公園“戦車道路”の林縁に生育する「ヤブザクラ(藪桜)」。バラ科サクラ属の落葉高木で、ホシザクラと同様にマメザクラ(豆桜)とエドヒガン(江戸彼岸)の自然交雑種と考えられている。ヤブザクラは関東地方西南部、特に多摩丘陵に多く自生している。染色体はマメザクラから16本、エドヒガンから8本で合計24本となり、3倍体のために種子は出来ない。ヤブザクラの花は平開してやや下向きに付き、萼片には細かい鋸歯が見られる。萼頭の膨らみはエドヒガンの特徴を受け継いでいる。
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トウダイグサ
トウダイグサ科トウダイグサ属の「トウダイグサ(燈台草)」。昔の灯明台のお皿(燭台)に見立てて名付けられており、岬の灯台のことではない。日当たりの良い野原や畑に生育する二年草でどこでも良く見られるが、探そうと思うと今度はなかなか見つからない。写真は中山地区をランニングしている時に道端で見つけたもので、場所の記録のために撮っておいた。別の日に鑓水谷戸入口交差点の同じような環境でも見つけたので補記しておく。
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