アヤメ科ネオマリカ属の「イエローウォーキングアイリス(Yellow Walking Iris)」。西インド諸島から南アメリカ原産の多年草で、花径は5センチほど。この形をどこかで見たことがあると思ったが、南大沢2丁目の遊歩道で見たチリアヤメが、色は違うがこんな感じだった。
長く伸びた花茎の先端に咲く花が折鶴のように見えることから名付けられた「オリヅルラン(折鶴蘭)」。ランの名前が付くがラン科ではなく、キジカクシ科(←ユリ科)オリヅルラン属の多年草。南アフリカ原産で観葉植物として良く見掛ける。
ミカン科ヘンルーダ属の「コヘンルーダ」。沖縄方言では“イシャナカシグサ”と呼ばれ、8種類のアルカノイドが含まれ沖縄ナンバー1の薬草とのことだ。土産店では、サンピン茶と合わせて“沖縄産こへんるーだ茶”も売られていた。
黄色い花が鮮やかな「コウシュンカズラ(恒春葛)」。キントラノオ科コウシュンカズラ属のつる性常緑木本で、マングローブの林や海岸で樹木に巻きつき綺麗な花を咲かせる。名前は台湾最南端の恒春半島に因んでいる。
中山地区の山道に咲いていた「ハナウド(花独活)」。セリ科ハナウド属の多年草で、草丈は1メートルほどある。茎の頭頂部に複散形花序を付け、小花序の周辺部の花弁は1枚だけ大きく先端は2裂している。