元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ニワウルシ・2~葉
上柚木公園で見られる「ニワウルシ(庭漆)」。ニガキ科ニワウルシ属の落葉高木で「シンジュ(神樹)」という立派な名前もある。葉の様子がウルシに似ているが、樹に触れてもかぶれることはなく欧米では街路樹などに利用されている。しかしその材はスカスカで建材には向かず、また葉を揉むと臭気があるので、原産地の中国では“臭椿(しゅうちん)”とも呼ばれている。
さて先日、NHKのバラエティ番組『日本人のおなまえっ!』で“樗木(おうてき)”という名字の由来について解説されていた。これはニワウルシのことを指し、それには“役に立たないもの、無用の長物”という意味があった。“樗木(おうてき)”を名字に持つ方が登場し、何年もこの名前に悩んでいたというが、中国の思想家の荘子が『役に立たないニワウルシも高木になれば日陰を作って人の役に立つ』と説いた“無用の用”という格言が紹介され、樗木さんが大いに満足されていた。その葉を実際に揉んで見ると確かに臭い。
さて先日、NHKのバラエティ番組『日本人のおなまえっ!』で“樗木(おうてき)”という名字の由来について解説されていた。これはニワウルシのことを指し、それには“役に立たないもの、無用の長物”という意味があった。“樗木(おうてき)”を名字に持つ方が登場し、何年もこの名前に悩んでいたというが、中国の思想家の荘子が『役に立たないニワウルシも高木になれば日陰を作って人の役に立つ』と説いた“無用の用”という格言が紹介され、樗木さんが大いに満足されていた。その葉を実際に揉んで見ると確かに臭い。
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ヒメホウキタケ
別所地区のバス通り脇で見つけた「ヒメホウキタケ(姫箒茸)」。ホウキタケ科ホウキタケ属のキノコで高さは5~6センチ。手前にドングリが落ちているのでその大きさがわかるだろう。珊瑚のような形でなかなか魅力的。
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