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エイザンスミレ・1~果実

 下柚木の農道で見られる「エイザンスミレ(叡山菫)」。残念ながら花は既に終わり果実が出来始めていた。先端には雌蕊の花柱が残っている。エイザンスミレは葉が深く3裂するのが特徴(鳥足状になり5裂のように見える)で、花が終わっていてもこの葉で見つけることができた。比叡山の名前を付けられているが、青森県から九州まで広く分布している。以前はこの付近の東京薬科大学“自然観察路”で見ていたが、その後そこでは消滅してしまった。高尾山周辺では普通に見られる。エイザンスミレはスミレ科スミレ属の多年草。
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ジュウニキランソウ

 長池公園里山地区で見つけた「ジュウニキランソウ(十二金瘡小草)」。シソ科キランソウ属の多年草で、ジュウニヒトエ(十二単)キランソウ(金瘡小草)の種間自然雑種とされている。従って両者の特徴を持っており、個体によってその程度は様々。写真の花色はややジュウニヒトエに近いが、花茎はジュウニヒトエのようには立ち上がらない。
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オトメスミレ・2~果実

 松が谷地区の路傍で見られる「オトメスミレ(乙女菫)」。スミレ科スミレ属の多年草で、タチツボスミレの花弁が白くなる品種。その距は薄紅色に染まっているが、ここが純白のシロバナタチツボスミレとの違いになる。既に若い果実も見られるが、できればその種子を採取したい。
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