アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第304回目「白鳥ハンサのポーズ」4月3日
ハンサとはサンスクリット語で白鳥です。孔雀のマユーラとよく似ているので、上級マユーラとして扱われるが多いですが、実質的には別物と見た方がよいでしょう。違いところは手の置き方だけなのですが、これがポーズ完成に向かうと体の使い方が大きく異なるのです。
孔雀マユーラは指先を後方に向けるので、前腕の2本の骨が平行に並ぶのですが、白鳥ハンサは前方に向けるので、前腕の橈骨と尺骨がクロスすることになるんです。そして逆立ちをはじめ、他のほとんどのヨガのポーズは、白鳥と同じようにクロスして使います。
だから逆に言うと孔雀マユーラの方が、たいへん特殊なアサナなのです。それが功を奏して、コツと浮上させるタイミングさえつかめば、たいての人は練習次第でできるようになります。
一方、白鳥ハンサは手首の負担が半端じゃないので、たいへん難しいアサナです。でも難しいものにチャレンジするからこそ意味があるので「難しいからやらない」という人は、せっかくの能力開発のチャンスを最初から捨ててしまっているので、ダメなのです。
それではハンサアサナに挑戦しましょう!
1)基本姿勢です。指先を前方に向けます。逆ハの字形にして置くとよいです。
2)左右の手の間隔は割と広めでだいたい20センチくらいにします。そして両肘は下部肋骨に当てます。
3)頭をゆっくり持ち上げながら、ヘッドリードで体は前にバランス移動します。
4)すると体は浮上します。やはり孔雀と違ってかなりタイミングと手首が難しいので、最初のうちは跳ね上がってやった方がよいかと思います。それに慣れてから、ゆっくり静かに浮上する練習をする。私はそうやって習得しました。
5)舞い上がって白鳥ハンサです。
Alexander Tube Yoga:Lesson11 Advanced Mayurasana
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司
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