大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

2017年度春長期~わんぱく最終日&アドベンチャー3日目~

2018-03-28 23:35:47 | 2017春のキャンプ

わんぱくコースはさよなら、アドベンチャーコースは折り返しの3日目になりました。

昨日は頭も体もたくさん使った一日だっためか、今朝はわりとゆっくりの起床でした。
朝のお仕事は、昨日しかけた樹液採集セットを確認しに行きます!

うまくとれてるかな

たくさん入ってるの、リードがうまくいかず入ってなかったものそれぞれありましたが、
イタヤカエデは全部で約2ℓ、シラカンバは約1ℓ回収できました。

朝ごはんを食べてる最中、明日29日が誕生日の子がいるけどわんぱくコースの子は帰ってしまう…
ということで、一日はやめのハッピーバースデーを歌いました。

午前中は3日間の集大成、樹液パーティー!
シラカンバの樹液で練ったパンケーキをたき火で焼き、煮詰めてシロップにしたイタヤカエデの樹液をつけて食べるぞー!

椅子やテーブルをセッティングした後は、パンケーキと樹液シロップができるまではやりたいことを自由に行っていい時間にしました。
みんなそれぞれ興味の赴くままに、けれども暇を持て余すことなく有意義に時間を過ごせたようです。

ギコギコノコギリ(この後はチャンバラごっこが繰り広げられていました)

パンケーキ焼き

たき火

昨日の続き、マイ箸づくり

グラッチェなでなで


ブランコ

 

パンケーキも樹液シロップもいい感じになったころ、集合をかけていよいよ樹液の試飲&試食!

実はこの時になるまで、木に滴ってる樹液をひとなめはあれどしっかりとは樹液を味わっていませんでした。
ようやくシラカンバとイタヤカエデをそれぞれ飲んでみます。
事前のイメージでは水に近い、甘そう…など様々な声がありましたが気になるお味は…

「思ってたより苦い…」「おいしくは…ない…」「あんまり甘くないじゃん!」
みんなの期待とは裏腹に、予想外の味だった模様。

でもでもこれを違う使い方にしたらどうかしら?
ということで、樹液で練ったパンケーキに煮詰めた樹液シロップをつけていただきます!

先ほどとは違い、いい笑顔が見れました。
あまーいおいしーーい!とおかわり続出。

既成のメープルシロップは食べたことあれど、とりたての樹液を口にする機会はあまりないと思います。
だけど知らないよりは知ってた方が、できないよりは出来た方がきっといろいろオモシロイ。

キッチンまりこで昼食をいただき、みんなで掃除お片付け。

前半3日間を振り返りつつ、わんぱくコースの閉村式をしてバイバイの時間。


みんな玄関の外に出てお見送りしていました。

 

残ったアドベンチャーコースの子たちは、明日からの3日間も元気に過ごすためにお昼寝タイム。
不満げな声もありますが、

”子どもは大いに遊ばねばならぬ”

この掟を達成するためには、時には休息も必要です。

布団に入ったらぐっすり。

ぐっすりお昼寝の直後で寝ぼけ眼をしている子もちらほらいましたが、
一度みんなで村会議。スケジュールの再確認と、最後の夜にみんなでやりたいこの話し合い。明日の野外泊の場所や寝床づくりのイメージも膨らませます。

 

今日の夕飯からは1つのテーブルで。3分間トークは、神戸から来たなつが、いろいろと神戸を紹介してくれました。

  

夕食後は選択プログラムの内容を各大人から紹介。

改めて後半3日間の過ごし方のイメージをつけました。

夜は温泉に行きサッパリ。

寝る時間まではみんなの部屋でまったりくつろいでました。
約半分の人数になりずいぶんこじんまりとしましたが、穏やかに楽しそうに過ごしています。

明日は野外泊。ティピー(アメリカインディアンの移動式住居)を寝床としてつくる予定です。
材料として流木を確保できる砂浜へ。

この一週間は天気はいいものの、春の強風が吹きすさんでいます。
荷物が飛ばされたり、気温はあたたかでも風が寒かったりもします。
防寒をしっかりしつつ工夫を凝らし、不便な中でいかに楽しく過ごしていくかみんなで考えて臨みたいと思います。

(くま)