大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

2017年度春長期~アドベンチャーコース5日目~

2018-03-30 23:50:14 | 2017春のキャンプ

朝焼けの水平線に漁船の灯りが並ぶ、浜辺での朝です。

拾ったバケツに汲んでおいた水が凍るくらいの寒さでしたが、
風よけとみんなでくっついて寝てたのもあってか無事に一晩越す事ができました。
気温はさほど高くはないものの、太陽が出ると途端に暖かです。ありがたみを感じます。

折角つくった手作りテント、壊してしまうのは惜しいですが
帰るときには元通りにが自然の中で遊ぶルール。
せっせとお片付けします。

朝ごはんは肉団子たっぷりのあったかうどん。


朝食の後は荷物を車まで運び、協力のおかげで早めに終わったため出発までもうひと遊びしてから帰りました。

朝からカタヅケばかりしてるような気がしますが、帰ってきた後も使った道具のオカタヅケ。

3食ぶりのキッチンまりこでご飯を食べた後はお待ちかねの選択プログラム!
前半後半にそれぞれ2コマずつ、全部で4つのプログラムがありました。

◇前半-①なつと春の切り絵・絵本づくり
学校の周りを歩き春を探しに行きます。
何気なく歩いてる横にも、雪どけの間から既に色んな種類の葉っぱが芽を出し始めていました。
川も雪解け水で増水していて、これも春らしさですね。
それぞれお気に入りの春をスケッチしていました。

みんなの部屋に戻り、水彩えんぴつで色を塗ったり、折り紙を切ったり張ったり…個性豊かな素敵な作品ができました。

◇前半-②MJと春の味覚さがし
前半の2つはどちらも春キャンプらしく”春さがし”。
こちらも学校周りや河川敷を歩いて、早春の美味しい野草を探しに行きました。
フキノトウやエゾノリュウキンカをゲット。
ブランコなどでまったり遊びもした様子。

自然学校に戻り、リュウキンカのお浸しとフキ味噌を作りました。
子ども達のリクエストで、「夜ご飯に天ぷらして!」とフキノトウをキッチンにもお届けしてくれました。

◇後半-①ちーちゃんベーカリー
普段はパン屋さんで働くちーちゃんが、一日限定ちーちゃんベーカリーを開店!
チョコ、チーズ、キャベツ、ゆで卵、ウインナー、レーズン…
犬や亀の形、丸い形…
見習いパン屋さんのみんなは、独創的なパン作りを楽しんだようです。

つくった人の特権、焼き立てパンをパクリ。

◇後半-②JETTとおばけトンネル
女の人の幽霊がいる…と噂の通称おばけトンネル。
行きはよいよい帰りは怖い…入るのはいいが帰るときには絶対に後ろを振り向いてはいけないそう。おばけがついてきてしまうので。
が、そんなことつゆ知らず、帰ってきた男子2人は後ろ振りむいちゃったわー!と元気そうでした。
JETT曰く「冬は霊気が弱まってるんだなぁ」だそうです。
 

 

それぞれの選択プログラムでどんなことをやったのかは、夜ご飯の時に報告してくれました。
もちろん、手作りパンや食材探しからしたフキ味噌・天ぷらもみんなでいただきました!
和気あいあいとテンション高めの夜です。

食後は温泉でまったり。浜辺で寝て砂まみれだった体がサッパリしました。

アドベンチャーコース最後の夜は、ヒミツのプログラム《スタッフのお家でお泊り会》
女の子はちこ&くまの、男の子はMJたつみの家へ、それぞれ寝袋を抱えてお泊りです。

女子部屋では好きな芸能人や恋バナでキャッキャしてました。
男子部屋はたつみから借りた漫画をそれぞれ集中して読んでいたそうです。


みなテンション高め、仲も大変よろしい最後の夜でした。
明日がついに最終日。
こうしてたくさんの体験をして楽しそうな笑顔が見れたり、ここで出会った友達と仲よくなったりという姿が見れた嬉しい一週間でした。
明日も最後まで楽しもう!

(くま)