先日のブログ、お気に召さない方もいらしたようでなかなか興味深いコメントを頂きました。
そこで面白い本をご紹介したいと思います。
玄侑宗久さんの「玄侑和尚と禅を暮らす」(海竜社)です。
5章「人づきあいを楽しむ」百先生との上手なつきあい方
より一部抜粋
昔、私が道場にいたとき、老師の許を訪れる客に雲水(江畑注 行脚僧)をとても軽くあしらう客がいた。
ある雲水が腹を立て、「老師のところに来る客があんな二重人格であることを老師はご存知なのだろうか。自分はあいつが許せない。ひとつ老師に進言してやろう」と考えたらしい。
又聞きだが、老師はこう答えたと云う。
「自分の前ではいい人になる。それ以上のことを他人に望むのは、傲慢じゃろう。せいぜい、お前さんの前にきた人がいい人になるように、励みなさい」
含蓄のある話ですね。
以上が「先生の前だと良い患者でも、受け付けの前だと態度が豹変する人々を沢山見て参りました。」というコメントに対する私の答えです。
そこで面白い本をご紹介したいと思います。
玄侑宗久さんの「玄侑和尚と禅を暮らす」(海竜社)です。
5章「人づきあいを楽しむ」百先生との上手なつきあい方
より一部抜粋
昔、私が道場にいたとき、老師の許を訪れる客に雲水(江畑注 行脚僧)をとても軽くあしらう客がいた。
ある雲水が腹を立て、「老師のところに来る客があんな二重人格であることを老師はご存知なのだろうか。自分はあいつが許せない。ひとつ老師に進言してやろう」と考えたらしい。
又聞きだが、老師はこう答えたと云う。
「自分の前ではいい人になる。それ以上のことを他人に望むのは、傲慢じゃろう。せいぜい、お前さんの前にきた人がいい人になるように、励みなさい」
含蓄のある話ですね。
以上が「先生の前だと良い患者でも、受け付けの前だと態度が豹変する人々を沢山見て参りました。」というコメントに対する私の答えです。